今日もブログに訪問ありがとうございます。
今日の日中は、ファシリテーション基礎セミナーの講師をしていました。
さて、昨日は大人数でも可能な対話の手法「フィッシュボール」についてお話ししましたので、今日は少人数での対話手法について話をしたいとおもます。
「バズセッション」と言われていますが、2人から6人でグループになり、対話をするというものです。
私が多用しているのは3人でのバズセッションです。
2人だとどちらか一方だけが話してしまうということもありますが、3人だとそこにセーブがかかりますし、対立した意見が出た場合でも、誰か1人は第三者的にその場をみることができるからです。
この「バズセッション」、例えばなにかを説明した後に、理解度を深めたり、質問を出しやすくしたりするために使ったりしています。
また大人数で、なかなか全員が発言できない場合にも、少人数なら必ず話をすることができるので、オススメです。
大人数の場合、メンバーを変えて「バズセッション」を複数回することもあります。
昨日お話しした「フィッシュボール」と組み合わせるのも良い方法ですね。
全体に問いかけをして、なかなか意見が出ない時、ちょっと隣同士、あるいは3人で意見を交換してから全体で話し合いをすると、「自分はこう思う」というだけではなく「うちのメンバーでこんな意見が出た」と、発言がしやすくなるという効果もあります。
大人数での対話、少人数での対話、いろいろ組み合わせて使ってみてはいかがでしょう。