ウチの中学生の娘の何気ない話に
「だから娘には
なぜかお金が次々と入ってくるんだ!!!」
と、大きな驚きと発見があった
娘「昨日友達と歩いてたら、
友達が、あ!お金が落ちてるって拾ったら1円だったの。でね、なぁんだ1円かーってポイって捨てたからびっくりして、拾って拭いてポケットに入れて、帰りにスーパーの募金箱に入れてきたんだよ。
仲間たちの所に連れて行ってあげた」
私「えっ??仲間たち??の所に…?」
娘は小学生の頃から
募金箱を見つけたら、嬉しくて
自分のお小遣いの一部を募金していたとのこと
(10円とか100円だったでしょうが、恥ずかしながら、そうやってたことは最近知った事実)
なので、募金箱にそれを持っていくということは何となく理解できた
でも「仲間たちの所に連れて行ってあげた」って…
「1円1枚を持って行ったの?」と聞くと
娘「うん、だって1円もお金じゃん冷たい所に置き去りにされて可哀想だもん」
お金を擬人化している!!!
またもやビックリ
私「ほぇ〜そんな考えなかったわー」
まだ15年しか生きてないのに
どうしてそんな考えに至るのか
私は興味が湧いてきて
もっと色々話してみた
娘は「お金が"無い"」という意味がわからないそうだ
【お金が少ない】のは【お金が無い】
じゃなくて
【お金は"少ない"けどお金は"ある"】だよね?と。
「皆んなが、お金が無いって言う事にいつも違和感を感じる。だって、お財布に1円でもあったらお金はあるもん。だから私は、今日はお財布にあんまり入ってないな〜とは思っても、お金が無いって思ったことはないよ。まぁ、中学生だからかもしれないけどね」
「小学生の頃は、お財布に100円あったら、やったー!うまい棒が10本買えるーって喜んでた笑笑
だから今も、友達と遊びに行った時に、友達が、お財布に600円しかなーいって言った時、600円もあればハーゲンダッツが2個も買えるじゃん!って言うよ。でも、"全然無い!"って言うんだよね。どうしてだろう?って不思議になる。だってお金、あるよね?600円っていうお金が入ってるよね?」
……母、絶句
確かに、、ある、、お金は少ないけどお金は"有る"
娘が続けて言う
「1円が1000個集まれば千円でしょ?1万個集まれば1万円。
1円はポイって捨てて、千円札だったら喜ぶって変だよね?
1円玉も千円札も1万円札も同んなじ"お金"なのに、どうして同じように大切にしないのかが分からない」
どこで聞いた?どこで習った???
娘よ。ど、どこでーー
「小さい頃からずっとそう考えてたよ。だから1円玉が寒そうだったから、拭いて、仲間たちの所に連れて行ってあげた」
小さい頃から
親戚、家族、近所の方などから
「はい、これ使ってね」
「頑張ってるね」「はい、お祝いだよ」
と、ことあるごとにお金を頂く娘。
その機会は上の子達より多い
毎月の数千円のお小遣いで全然こと足りるので
「これ銀行に入れといてー」
と、どんどん貯まっていく
それが不思議だった。
年の離れた末っ子だからなのか?とも思ったりしたが、本当に首を傾げるほど不思議だった。
「実はお小遣いの一部をずっと募金していたんだよ」っていう話を聞いた時、
あ〜!だからか〜!とは思っていたが
今日の話を聞いて
真実が分かった気がした
ついつい私たちは口癖のように
「お金が無い」ってサラッと言ってしまう
1円玉、五円玉など小さいお金ほどザッと扱っている自分がいる
娘にとっては
それはお金さんに失礼だと。
「いや、お金さん有る(いる)。そして皆んな一緒の"お金"」
お金さんを分け隔てなく扱って大切に考えている
そして、1円でも1万円でも"変わりなく喜んで"いる
「募金はどうしてしようと思ったの?誰かに教えてもらった?」
って聞くと
「教えてもらってないよ。何となくワクワクしてチャリ〜ンって入れてただけ」
話しながら、あと2つ思い出した!
①どこかに遊びに行くと、時々
家族にまでお土産を買ってくる
ある日はドーナツ1人一個ずつ🍩
ある日は食パンが美味しそうだったから🍞
など



ま、まさか、中学生からお金さんに好かれる極意を教えてもらうとは
これが、彼女に次々お金がやってくる真実なんだと納得した日でした。
⬇️近所のヤギ牧場のヤギさん🐐
名前を呼んだら、メェ〜ってお返事してくれて
ウキウキな日でした
今日も読んで頂き
ありがとうございました