まいにちがたからもの

まいにちがたからもの

ちょっとうれしかったこと、ちょっとむかついたこと、ちょっとかなしかったこと、ちょっとたのしかったこと・・・感じたことを思うままに書いてみます。

だいぶ前に読んでて、
なぜか数ページ読み残していた。


『120の遺言』樹木希林
樹木希林さんの独特な雰囲気が好きで。


希林さんが残した言葉をピックアップした横に、
どんな時に言ったのか、
どんな時に飛び出した名言なのか説明書きがある。


長く生きている方のもう先が見えてきたような年齢で執筆されたものなど、
達観したような考え方などを見ていると、
自分には経験できないんだろうなぁと思ってしまう。


なので、
疑似体験させてもらう気持ちで尊敬の念を持って読むわけです。


樹木希林さんの言葉はシンプルで、
素の言葉だとわたしは思う。


ふとしたときに読み返したくなるのかもしれないなと思った。
左利き家系なため、
読んでみた。


と言っても、
我が家は主人だけなのですが。


『すごい左利き』加藤俊徳
おもしろかった。


わたしやこどもは右利きなため、
左利きの方の幼少の頃の苦悩とかわからず、
新たに知るという意味でおもしろかった。


また、
左利きのお子さんがいらっしゃる右利きの方が読むのがいいのかなと。


自分の脳を開発するという意味では、
脳科学っておもしろいんだなとあまり難しくなく読める本だと思います。
読書の備忘録が続きます。


『ものは言いよう』ヨシタケシンスケ
ヨシタケシンスケ氏の講演を聞く機会があり、
その前に読んだ1冊。


ヨシタケシンスケさんのしくみや、
彼がこれまでに出した絵本や本がわかる。


イラストがとにかく和む。


髪の毛はもう少し増やしてもいいのではと思う(笑)
これほんとおもしろかった~。


『六人の嘘つきな大学生』浅倉秋成
本屋さんで見つけて、
秒で買うこと決めた。


六人の大学生が人気企業の最終面接に残るのだけど、
みんなほぼ合格という状況に親睦を深めていく。

しかし、
いろいろあってその中の1人しか採用しないということになり、、、


6人で相談して1人を決めるという中の心理戦がおもしろい。


伏線がいろいろあるんだけど、
あるから回収が楽しい。


読み進めるとおもしろくて。


きっと、
映画になってもおもしろい。


わかりやすく描写してほしいな。
こちらは勉強も兼ねて。


12月16、23日にドラマ放映されるデフ・ヴォイスの続編。


『龍の耳を君に』丸山正樹
主人公の荒井尚人はコーダ(ろう者を親に持つ聴者)


日々葛藤しながら、
手話通訳に励んでいる。


場面緘黙症で話せない男の子が手話を覚えてコミュニケーションが取れるようになる。


また彼の手話と抱えている葛藤がろう者の心を開き、
事件の真相に近づける。


手話通訳の表面だけでなく深いところを見せてもらえた作品。