昨日急な坂の所で手押し車のお婆さんと鉢合わせになった。私は早速車から降りて様子を見に、お婆さんに近ずいた。何だか、屈んで薬の説明書を読んでいた。車が通れない。と言うと手押し車を坂の上まで押して欲しい。と言う事でした。
早速手押し車を押しながら、ゆっくり歩いて下さい。と言ったら、年寄りはわがままですみません。と言っていた。年寄りとは、十八年暮らしたから、何のそのです。
上まで上がって、安全な場所に手押し車を置いたら、お婆さんはやっと安心されお礼を言われて、何度もお辞儀をされました。これでやっと車も坂を降りることができます。
その日は生活に色々な負債がありました。子供に耳鼻科に行くのを頼まれた帰りでこの暑さですから、実はかなり疲れていました。
しかし気持ちよくお婆さんに接して、不思議と色々な負債がなくなりました。神様が会わせてくれたのかな？人間は肉体があるので生きている時に為に生きることが大事なのを身をもって体験させてもらいました。
もちろん傍で見ていた次男もきっと何かを感じたようでした。
肉体があることは本当に感謝なのです。キリスト教で言う罪とか、人間が愛されなかった恨みや愛したくても愛せなかった恨みを肉体を持って解決しているのかもしれませんね。死んだらできないから！
人生は短いです。机上でああだこうだ言うよりも自分で体験する方が勝ちです。