エジプトのエネルギーがどう統合されてきているのか、花粉に弄ばれて朦朧としているせいかまだ全くわからないのだけど。。。(笑)
もはや前世の記憶のようになっているエジプト旅。
でも、先日参加したテトラゼミで、フリーメーソンの話からイシス神とオシリス神の話になったり、そこからマグダラのマリアまで話が発展していったり。
こういう秘密結社的なものというのは、その人の段階に応じて次の扉が開くらしいのだけど、アナザーワールドから急に強制招集がかかるような最近の自分の旅の傾向を見ていると私は知らない間にそういう所に放り込まれている気がしてならない。
どこへ向かってるんでしょうかね(笑)
そんなわけで、今日はアスワンで訪れたイシス神殿のことを。
写真右側の頭の上に太陽とツノのシンボルがあるのが、イシス神です。
生命の根源と言われる太陽神ラーの娘である女神イシス。
日本の神でいうとイシスがイザナミ、その兄であり夫のオシリスはイザナギにあたるイメージだそう。
オシリス神が弟セトの陰謀で殺され、イシス神はアルギキア島にこもって悲嘆にくれていました。
そこで愛と慈しみの女神ハトホルに慰められることで、本来の自分を取り戻したと言います。
イシス神殿の入り口にはハトホルの神殿もあります。
ちなみにハトホル神の髪の毛を外すと完全にヨーダだと思うのですが。。。
どう思いますか!?(笑)
イシス神殿はもともとはアルギキア島にありましたが、アスワン・ハイダムの建設に伴う水没を避けるために移築されました。
それが、フィラエ島。
フィラエ島までは、ナイル川をボートに乗って向かいます。
船に書かれている「HABIBI(ハビビ)」とはよくエジプトで聞いた言葉。
「親愛なる人」という意味だそう。
だから、お土産物売りのおじさんたちが連呼してたんだな(笑)
天気も良くて気持ちがいい〜♪
おっ!見えてきたー!神殿の横側!
まずは通り過ぎて。。。
ナイルの真珠といわれるのも納得の、端正な美しさが見てとれます。
このいちいちナイル川から入るアドベンチャー感、たまらなく萌え(笑)
船着場から神殿へ向かいます。
エジプト猫がそこここに。
イシス神は殺されたオシリス神のバラバラになった遺体をエジプト中から忍耐強く探し集め、亡骸を見つけた場所に神殿を建てていきます。
男根だけは鯨に食べられてしまっており見つからなかったそうですが、それ以外の部分全てを見つけ、イシスの魔術的な力で一晩だけ肉体を蘇らせました。
その時に息子のホルス神を身ごもったと言います。
悲しみを乗り越えて自分の中心を取り戻す自己治癒力と内なる強さ。
困難に打ち勝つ忍耐と決意の力。
生命を再生する魔術的な能力。
女神イシスはそうした女性的なものの中に宿る強さの象徴なのです。
ちなみにクリスタルヒーリングの世界では、二等辺三角形を含む五角形の面がある水晶のことを「イシスクリスタル」と呼んでいます。
死と生、昼と夜、男と女、悲しみと喜び、といったような両極の要素を統合するエネルギー。
そしてこの物質的な世界で知性と感情をバランスさせる力を持つといわれています。
感情に必要以上に振り回されてしまう時はその深い感情の傷を癒し、思考に偏りすぎてしまう人は感情を豊かにする手助けをしてくれるのではないでしょうか。
風が心地よく吹き抜けるイシス神殿の片隅で、宮崎ますみさんのヒプノセラピー誘導によるメディテーションを行いました。
「今日、ここまで頑張ってきた自分。
ナイル川の流れとともに、流していきましょう。
天と地を融合し、胸にナイルの象徴のハスの花を咲かせましょう。」
誘導の中で完璧な自分をイメージし、その自分と一体化します。
私は白い衣をまとったイシスの巫女のようなイメージが浮かびました。
そしてもらったメッセージは、「そのまま生きよ」。
旅の仲間である光の画家chieさんの絵も捧げました。
12人の旅の仲間。
12使徒、12星座、12ヶ月、12支。。。。
この12のという数字も必然だったのかもしれません。
神殿の奥は広々としていてとても気持ちが良い空間。
ハーブやスパイスが売っている小さなマーケットや休憩所もあります。
いかにも。。。
な、エジプト土産の数々。
これがあればヒエログリフが書ける!
優れものの定規(笑)
ピラミッドの中にネフェルティティ(エジプト一の美女)。
これ、買えばよかったなー。
いやげモノの典型ですが(笑)
ギリシャの旅友たちと集合写真。
正直言って、解剖実習の翌月のエジプトはなかなか胆力がいることだったのですが(笑)
やっぱり来てよかったよー!!
ギリシャ、エジプトと(ひょっとしたら古代アトランティスから!?)深いご縁のある方達と来るべきして、来た!という感じ。
ちなみに、聖書に出てくるマグダラのマリアは、実はイシス神殿の巫女でイニシエート(イニシエーションを受けたもの)であったと言われています。
イエスの死後、マグダラのマリアが訪れたのがフランスの南の方だったという説があり。。。
スピリチュアルの「ス」の字もない頃20才の大学生の頃。
私が人生で初めて海外に出たのが、フランスの南エリアでの語学研修だったんだよなぁ。。。
前世は魔女狩り系とかもよく言われるけど、「魔女狩り」をテーマに卒論書いているし(笑)
まぁ、いろいろご縁を掘るとありそうですが(笑)
とりあえず、現世では明るく楽しく人生を全うする所存。
「セラピスト界のミステリーハンター」ってそろそろ名乗っていいかなぁ(笑)
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