久しぶりに井出伸之助さんのタイ古式セッション。
セラピストは技術があるのは当たり前のことで、それ以上にその人の「世界観」に身を委ねたいかが大事だと思っているのだが、井出さんはそんな魅力あるセラピストの1人。
恵比寿から代々木八幡に移った新しい彼のスペースも相変わらずシック!
そんな素敵空間で解剖談議に花を咲かせてから、解剖&10キロのリュック&飛行機疲れの全身ケアをお任せしました。
前回のダイナミック系アプローチとうってかわって、心地良い圧と揺らしで身体の弾力を丁寧に確かめられているような感覚。
いま触れられているところを意識して、覚えていようとするのだけど、そう思った瞬間にすぐ記憶が途切れる。
金縛りというよりはもう少し柔らかな。
意識だけが分厚い煮こごりの奥に閉じ込められていて身体が動かない。
その煮こごりは何だろうと観察すると、それは膨大な量の「情報」。
猛スピードで動くそれを水の底から眺めて、また沈む。
そんな時間でした。
自分の中には極端な敏感と、極端な鈍感が、半分ずつ共存しているのかもしれない。(基本的に鈍感力が優勢な傾向にあるが)
神経系のアンテナが立ちまくってる部分と、完全オフな昼寝モードがものすごく早いサイクルで切り替わる。
そろそろこの自分の中の暴れ馬をうまく手なづけていきたいなぁ〜。
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