ソマティック心理学協会の大会で降矢 英成 (Eisei Furuya)先生が登壇された時におっしゃっていた、
「ストレス(負荷)をかけると、コラーゲンの密度が上昇する、つまり身体に記憶される」
というキーワードを聞いてから気になっていたオシュマンの「エネルギー医学の原理」。
ハンズオン(あるいは触れなくとも)のセラピーがなぜ効果をだすのか?をこれでもかっ!というくらい科学的に説明された。おもろい!
降矢先生の解説のおかげで、わかりにくい世界もかなり身近な感じでインストールできました。とはいえ、説明はできないんだけど(汗)
面白かったのは、手から放たれるエネルギー(生体磁気)と手の温かさ(赤外線エネルギー)は別、というお話。
つまり、手が冷たいセラピスト(それをコンプレックスに感じてしまいがちな人もいるけれど)でも人を癒す生体磁気を放っている可能性はある。(逆に手が温かくても生体磁気を放っていない人もいるかも)。
あと、トラウマは「心」ではなく「エネルギー」だという解釈。
感情に浸らせたりいちいち言葉にせず、(身体を含む)エネルギーを作用させることによって身体的な解放をしてしまう方が、クライアントのトラウマをフラッシュバックさせることもなく、苦しくない。
身体の柔らかさを促進することで、感情を柔らかくする。
そのへんの裏付けみたいなものが満載の2時間。おもろかった。