ほめるときには目には見えていない「内面」を見る | 「難しい」を「易しい」に変える伝え方・考え方

「難しい」を「易しい」に変える伝え方・考え方

可能性に満ちた扉を開き、どんどん行動できる自分になるには? それは自分の頭の中にあるものを「書き出す」こと。あなた自身が既に持っている知識や経験を言葉にし、自分の価値を文章で発信することで選ばれる専門家になる方法をお伝えしています。

こんにちは。
「難しい」を「易しい」に変える

深谷百合子です。

 

 

ほめるのと叱るのと、

どっちが難しく感じますか。


ほめるのは一見ハードルが低いですが、

「ただの社交辞令」と

受け取られてしまうこともありますよね。

 


それに、

いつもほめてばかりでは、

相手のモチベーションアップに

つながらないのでは? 

という疑問もあります。

 

いつもはものすごく厳しい人が、

たまーにほめてくれたりすると、

すごく嬉しかったりするじゃないですか。


そう考えると、

ほめるのもなかなか簡単じゃないな

と感じます。


研修や講演会に出かけると、時々
「何かいいほめ方ってありませんか」
と相談されることがあります。


というわけで、

今日は「いいほめ方とは?」

についての話です。

 

 

 

 

『賢い人のとにかく伝わる説明100式』

本の中にも、

”ほめるときは「能力」や「信念・価値観」に

焦点をあてる”]

という項目があります。


「素敵な洋服ですね」と言われるより、

「そんな素敵な洋服を選ぶなんて

センスがいいですね」とか、

着こなしをほめられた方が、

ちょっと嬉しかったりしませんか。

 

時には、

その日会う人の好みや

お仕事などの背景に合わせて

服を選んでいるという方も

いらっしゃいます。


たとえば、

私の出版記念講演会でも、

本の表紙のピンクにあわせて

ピンクの小物を身に着けてきてくださった

というような例です。


その人の心遣いとか、

ホスピタリティを感じます。


そういうときには、

「素敵ねー」と「小物」に目を向けるよりは、

その方のお気持ちに目を向けたいですよね。

 

つまり、

「ほめる」というのは

その人自身をしっかり見ようとすること。


「いいほめ方」とは、

こう言えば喜んでもらえる

というようなテクニックではないのです。


“ほめるときは「能力」や「信念・価値観」に

焦点をあてる” というのを

「公式」のように覚えるのではなく、

その人自身の内面に

関心を持つようにすることが大事。


そうすれば自然と、

「能力」「信念・価値観」に

焦点が当たります。


「よくできたね」
「よくやったね」
と結果だけに

注目しそうになったとき、

 

ちょっとだけ
「この人は何を大切にしていたから、

これだけの結果を残したのだろう?」
「この人はどんな工夫や努力を
したのだろう?」
と想像してみませんか。

 

口先だけのほめ言葉にならず、

相手に伝わるほめ言葉になりますよ。

 

それでは、また。

***新刊のお知らせ***
6月28日に

新刊『はじめてリーダーになる女性のための教科書』

(日本実業出版社)が発売されます。


思いがけずリーダーの役割を

担うことになってしまい、

不安でいっぱい。
 

 

リーダーシップに自信がない。

仕事をうまく任せられない。
 

 

そんな悩みを解決するために、

明日から実践できる「小さな一歩」を

まとめた本です。


「女性のための」となっていますが、

「女性ならでは」という話題は、

実はほとんど書いていません。

 

 

というわけで、

リーダーという立場に

不安を抱えておられる男性にも

読んで頂けたら嬉しく思います。

 

 

 


それでは、また。
 

 

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