台風15号解析結果、対策等再説明会に参加して | 深田ゆり子オフィシャルブログ Powered by Ameba

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「くらし・福祉を第一に、命を大切にする焼津市政へ」

3/14浜当目18時〜、3/15岡当目19時〜、

3/16石脇19時〜

コミュニティ防災センターや公会堂で県の再説明会があると、市民の方々から情報が入り参加しました。


本来は2月に再説明会を開催する予定でしたが、解析に時間がかかってしまったそうです。


その解析とは、台風15号の際、

石脇川が逆流していたかどうか❓石脇川新水門を閉めた方が良かったかどうか❓でした。


解析結果の図では、

浜当目、岡当目地域では、石脇川新水門を閉めた方が浸水被害は減っていました。

石脇、坂本地域では、変わらないという結果でした。(下記の図参照)


県は解析結果から、短期的には、

監視機能を向上させるため、

石脇川新水門の下に「逆流検知器」を設置し、逆流するとすぐ島田土木事務所に伝わると。

また、

国道150号線に「冠水センサー」を設置し、水かさが5センチになると、島田土木事務所、焼津市役所、静岡市役所に伝えられ、さらにもう5センチ上がると通行止めに。はやくできるようにしたと。


長期的には、

県、焼津市、藤枝市の河川・道路・都市・下水・農地部局で、「志太地域流域治水協議会」を立ち上げ、河川の幅を広げること、土手の嵩上げ、遊水池などを検討していくとのことでした。


浜当目の会場意見では、

「河川に石や砂利がいっぱいある」

「高草川のトンネルの中に土砂が溜まっている」

「逆流したところに中州ができている」

等があがり、県は土砂の撤去をする回答がありました。


私も、

水門を閉めた方が浸水被害が少なかったのではないかと聞き、解析結果ではそうだったとの回答。


だから、

逆流検知器を設置したのですね。

機械は故障することもあるので県・市の職員が迅速に対応できるような体制も大切だと思います。


岡当目の会場意見では、

「逆流は認めるか」→回答・逆流していた可能性はある。

「水門を閉めてくれたら浸水はなかった」

「みんな水害にあったから来ている、モニターは雨であまり見えないのでは」

「5ヶ月経っても土砂がそのまま」

「現地で住民が手動で水門を閉められるようにしてほしい」

「実態調査を3回伝えたがやってもらえなかった、実施して欲しい」

「排水ポンプ車を」

「線状降水帯凄かった、実態調査をして欲しい」などなど、たくさんの意見があがり、


「他の地域の人は住民説明会をやっていることも知らないのではないか❓」

との意見もあったので、


私は市会議員で本町からきている、焼津市全体の重要な問題だと思っている、、、中略、、、先ほどから意見が出されている実態調査を市はぜひして欲しいと要望しました。→回答・持ち帰って検討したい。


石脇の会場では、

「山の水が高草川に流れるのを変えて欲しい」

「根本的にコンクリートで固めてきた川を剥がし、石とかで自然に浸透できるように。人口物を作るのは終わり、山の自然のポンプ機能を。『住環境土中』の本を紹介したい」→回答・検討していきたい。

「引越して2ヶ月で浸水被害に遭ってしまった。今年の秋にまた台風が来たらどうする❓今年の段階でどこまでできる❓」→

回答・流域治水対策は数年かかる。土砂の撤去、除草、浚渫など。

「今年がすごく怖い。家も車もやられてしまった。車はどこに避難したらいいか、安全対策の地図を」

「雨量計はどこにあるか❓」→回答・この地域には石脇のトンネルを通過したところにある。


私からも、

長期的な対策はわかったが、短期的な具体的な対策が良くわからない。

今年もまた台風がきたら、怖いです。

線状降水帯発生な市民への情報をどのように伝えるか。土のう袋が重くて運べない、置き場所が無い方へ止水板を市が研究して配備することなどを求めました。


以上、メモ書きから。


浜当目の会場



岡当目の会場から

(石脇の会場は撮り忘れてしまいました)


説明会での島田土木事務所の資料から


説明会での島田土木事務所の資料から