こんにちは✨

HAPPY SPIRAL Academy

イメージコンサルタント養成講座で

学ばせて頂いている

妹尾 有里子

(せのお ゆりこ)

と申します🌿



昨日の続きです💐



今日は、私が27歳の時に患った

顔面神経麻痺についてのお話です🌿



臨月で出産予定日の1週間前、

突然、耳鳴りから始まり、

あくびをする際に、

左側の口の開きに違和感を感じました。



驚きと戸惑いで頭が真っ白。



その日のうちに、

顔の左側が全く動かなくなってしまいました…



瞬きができない。

目を閉じているつもりでも白目。

口角が垂れ下がり、

口を閉じることができない。

食べ物も、飲み物も口からこぼれる。



本当に絶望的でした。



出産も間もなくのに…

このままで無事に出産できるのか

お腹の子には何も異常がないか

顔は元に戻るのか…



心配と不安で押しつぶされそうになりました。



幸い、MRIで脳には異常はなく、

原因は不明ながらも、

ストレスだろう…言われました。



ステロイドや薬の治療を勧められましたが、

お腹の子へのの影響を考え、

出産までは特に何も治療をしない事に。



そして、約1週間後

無事に自然分娩で出産しました。

幸い、子どもは元気で、

健康に生まれてきてくれました。



というわけで、

私の顔面神経麻痺の治療は、

産後から始まりました。


1日2〜3時間毎に授乳をしていた為、

母乳への影響を鑑み、

ステロイドや薬等は行わず

鍼灸治療を始めました。

(父が鍼灸師なので☺️)



しかし、

育児による睡眠不足、

産後の体調不良

と付き合いながらの鍼治療だったので、

ゆっくり身体を休める事はできず、

すぐに変化を感じられませんでした。



鏡に映る自分を見るのが辛すぎて

苦しかったです。

見た目だけではなく、

顔が動かない不便さが、

想像以上に日常生活が大変でした。


次第に

人に会いたくなくなり、

家にひきこもってしまいました。

友人からの連絡にも返事ができない精神状態でした。


子どもと写真を撮っても

麻痺で笑顔になれず

笑って写真が撮れない…

赤ちゃんの貴重な時期なのに…

と落ち込みました。


毎日、毎日、泣いて、

主人にいつも

八つ当たりしてしまいました。



しかし、父の鍼灸治療の甲斐があり、

発症から2ヶ月程経った頃から、

ピクピクと微かに顔が動くように。



その時の感動は今でも忘れません。



そこで、

子どもが成長するにつれて、

お出かけしてあげたい

お友達をつくってあげたい…

と思うようになり、

生後4ヶ月後に、はじめて

地域の子育てセンターに遊びに行きました。

顔は、まだまだ麻痺していたので、

うつむきながら…


しかし、結果的に

子どものおかげで思い切って

外に出る事ができたのです。



発症から約8年経った現在は、

ぱっと見では

顔面神経麻痺だと分からないまでに治りました。



自分自身の感覚では、

まだ違和感もあり、

左の頬にずっと錘をぶら下げているような

重さを感じます。

表情筋が突っ張った感じがあり、

後遺症によるほうれい線も。


いまだに

口を窄める事が出来ないので、

不便さは残っていますが、

鍼灸も継続して回復してきたので

ありがたいなぁと思っています。


次回の投稿では、

後遺症に悩んでる時に受けた

イメージコンサルティングについて

お話したいと思います。


左は顔面神経麻痺発症時。

右は現在の状況です。



最後までお読みいただき

ありがとうございました🌷