裁判所では、顔を合わさない様に細心の計らいをしてもらえていた。待合室もお互い離れた図面の一室での待機。それは当然のやり方だったらしい。それはもう、DV男との調停で顔を合わすとなるとろくなことが無いと想像がつく。待合室で待っていても、他の事案の人が同じ部屋で待っている。そんな時の会話が耳に入ってくる。暴力を受けただ、借金だ、事故の相手がどうだ…シビアな言葉が行きかっていた。裁判所って、本当に重い空気でいっぱいだな…と、自分の事も含めてしんどい空間だなと思った。そして、最後の調停が終わった時に、もしもこれ以上続けるとなるとおそらく相手方が(夫)、裁判とか言い出しているので、常識範囲の条件を最終提示して相手の出方を視るのがこれ以上長引かない方法かと…と言われ、養育費も本来なら医者の収入から平均的な支払い養育費用を言いたかったが、1円も払わないという価値観の男、向こう側が飲んだ条件は最低限の養育費を20歳までの支払いとなった。一般的にはかなり低い数字ではあるが、無いよりはありがたい。そして、これ以上長引かせても意味が無いと思い、そこで私側も条件をのんだ。そして、弁護士と次の段階の手続きや書類を交わした。弁護士費用はなかなかの数字で、何百万もかかった。シングルの私に一括で払えるわけがない。10年以上の分割での支払いとなった。成功報酬ってそんなに取られるんですね。それは知らなかった。憔悴しきっているときに事務所へ尋ねたので、そこまで詳しい事は考えてもいなかった。手付金とあとの支払い。まさか何百万になるとは。今後弁護士探しをされる人がいたら、そこは事前に必ず押さえておくところだとお伝えしたい。そして、最後に公正証書を作成して、最後の捺印や最終確認をするときは公正役場だったか、行くべきところへ行くのだが、そこでは私と夫と2人が一つの部屋で書類確認し、捺印する手続きをすることになる。どうしても顔を合わしたくなかったが、これだけは最後の最後、当人が会わないといけなかった。役所の人が見ている前で、サインと捺印して、それにて完了。強烈なストレスだった。でも、これで終わった!やっと終わった!!!と。そして、その流れで離婚届を出した。開放された!!!やっと自由だ!!!!疲れがどっとでたけど、開放感がすごかった。