最上川舟下り。
運営しているのは、
地方自治体ではない。
1964年に、
「この地域を盛り上げたい」
と、立ち上がった会社。
追い風になったのは、
NHKのドラマ「おしん」だった。
多い時は、年間30万人の人が来た。
「おしん」のブームだけで終わらないように
社長は、いろいろ努力された。
船頭さんをエンターティメントにした。
マニュアルは、あるけれど意外と自由。
1時間、それぞれの舟の船頭さんが、
楽しませてくれる。笑わせてくれたり
写真のスポットを教えてくれたり、
歌ってくれたり。イケメンがいたり。
インバウンド向けには、英語や韓国語ので
民謡を披露したり。
持ち込みもOK。
水上コンビニもある。
冬には雪見船も楽しめる。
わたしは、1年間山形のホテルの
コンサルをしていた。その時に
山形で頑張っている社長たちに
たくさん出会った。最上川舟下りも
そのひとつだった。そして、わたしは、
最上川舟下りの話もしてきた。
こんなにみんなでがんばっていたのに
コロナで人が来なくなった。
舟は、今は、1日に2本だけになった。
けれども定期船は、認可が必要。
たくさんの人がいきなり申し込みしても
国交省に届けなければ、急に出せない。
7月中旬からは、1日3本になるらしい。
船頭さんたちの活躍の場が、早く
元に戻って欲しい。
そんな地域の情報も伝えたい。
また、伝えて欲しい。