昨夜は、私たちビジャレアルCFが主催し「音楽・芸術・文化をフュージョンした演奏会」をビジャレアル市民に無料開催しました。
フットボール屋さんの私たちがあえて領域を越え、文学・芸術・音楽といった文化継承にもアンテナを張りながら社会を繋ぐ役割を担うことに、大きな意義を感じます。
普段スタジアムにお越しになる方々とは異なる客層が見受けられたこと。
著名な音楽家、芸術家、文学者たちから「ビジャレアルCF」という言葉がSNSなどを通じて発されること。
最高級の文化に触れる貴重な機会を市民に提供すること。
文化人と市民を主役に立て、私たちクラブは裏方に徹すること。
そして、皆んなが文化に触れることで「美意識」を磨くこと。
ビジャレアル出身でスペインを代表するギター奏者フランシスコ・タレガの名曲の数々に、
ビジャレアル市出身の 10名の詩人がポエムをのせ、
英国ロイヤル・オペラ・ハウスの第一ソロコンサートマスターである「ヴァスコ・ヴァッシレフ」、
スペインの天才クラシックギタリストと呼ばれる「アナベル・モンテシノス」、
県内のオーケストラと合唱団が協奏。
さらに、ビジャレアル出身の芸術家「パウラ・ボネット」が演奏に合わせ即興で絵を描く「ライブペインティングアート」を披露するなど、素晴らしいフュージョン。
非日常の感度が研ぎ澄まされる素敵な時空間でした。
開演が21時と遅かったので実現しなかったけれど、アスリートも感性を磨くことの重要性を思うと、アカデミー生はじめ選手のみんなにも鑑賞させてあげたかった!