THE MACCABEES『GIVEN TO THE WILD』 | 岡村有里子オフィシャルブログ

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2012年が始まってからまだ2週間しか経っていませんが、新たなベスト・アルバムが!!!叫び

この表現のしかたが適切かどうかはわかりませんが…あせる

今年2枚目(!)のベスト・アルバムは!!!

THE MACCABEES『GIVEN TO THE WILD』





彼らは2004年に結成されたイギリスのバンド。

個人的にも、デビューの頃から大好きです。

↓サウンドだけじゃなくて、ボーカリストのオーランドが手掛けた1stアルバムのジャケットもかなりツボでした。





『GIVEN TO THE WILD』は、1/9にリリースされた3枚目のアルバム。

初めて聴いた時は、良い意味で、驚きました。

シングル曲の"PELICAN"を聴いた段階では予想出来なかった、これほどまでの進化/変化。

DFAのTIM GOLDSWORTHYが制作にかかわっていることも影響しているのか、これまでよりもエレクトロニックな面が前に出ている気がします。

静と動のバランスが絶妙。表情豊かなオーランドの歌声にも、ドキッとさせられます。あと、巧妙なギター・ワークス、ホーンやキーボードをはじめとする楽器の使い方もすごく細かいところまで考え尽くされている、凝っている作品。

そして、何よりも爽快なのが、壮大に広がる美しい音世界。

全体的にバーーーンッッと、開けた感じがあるのです。

ジャム・バンド的に徐々に展開していく楽曲は、CDで聴いているだけでもクラクラするほど(笑)気持ちが高揚していきます。ライヴでは、最高に盛り上がるはず。

2010年のサマーソニックで初めてライヴを観た時も、想像以上のぶ厚いサウンドを聴かせてくれましたが、きっとその時よりも、更に大きなステージが似合うバンドになっている気がします。

今年の夏フェスで再来日してくれますように!キラキラ

アルバム、オススメですニコニコ