国際ヴァイオニストの佐藤陽子
さん、中山弘子さんの３人で
京都の老舗料亭「菊乃井 赤坂
店」でお食事を楽しみました。
先月、ホテルニューオータニ内
のトゥール・ダルジャンで開催
させていただきましたフランス
国家功労勲章オフシェ受章のプ
ライベート祝賀パーティーにも
ご出席いただいたお二人ですの
で、そのお礼や反省会を兼ねた、
愉快な女子会のようなものです。
佐藤陽子さんは、世界屈指の
ヴァイオリン演奏技術と、オペ
ラで磨き抜かれた抜群の表現力
でクラッシックの名曲を披露し
ていただいた上、繊細で優美な
メロディーで祝賀パーティーを
盛り上げてくださり、参加の皆
様を魅了。
３歳からヴァイオリンを始めて、
１０歳で来日中のレオニード・
コーガン氏に才能を認められ、
翌年より当時ソ連政府の留学生
としてモスクワの音楽院付属学
校へ。２２歳の時にフランスに
留学してヨゼフ・シゲティに師
事。１７歳でチャイコフスキー
国際コンクール第3位、２０歳
でロン・ティボー国際コンクー
ル第３位を受賞されるなど、数
々の国際コンクールで輝かしい
成績を収めています。また、声
楽をマリア・カラスに認められ、
一番弟子としてヴァイオリンの
演奏技術を学び、その華やかな
経歴と経験の中からお話される
内容が
深くて、
濃くて、
鮮やかで、
とても心に残りました。
特に、芸術家として一つの道を
極めるための拘りと覚悟と信念。
どんな困難や逆光が押し寄せて
きても、一徹無垢な精神を貫き
通すことの大切さ。また、簡単
に投げ出したり、諦めないこと
で、常に進化しながら、一つの
道を極め、人々に感動を与える
……芸術が持つ未知なる力と、
佐藤陽子さんの生き方から色々
なことを感じ取ることができま
した。
企業家と芸術家……
３人が置かれている環境や立場
はそれぞれ違いますが、それぞ
れが、それぞれ築き上げている
最高のフィルターを通して、
「人々に夢と希望を与える」こ
とが、お互いの共通点かな?!と、
思っています。
菊乃井のプレミアムなお料理を
いただきながら、楽しい時間を
過ごしました……
