アロハ
イルカと泳いで26年

人とイルカの架け橋

またドルフィンスピリットアンバサダーのYurika です。

 

この9月からハワイ諸島全域で野生のイルカと泳ぐ事を禁止する条例を施行すると

かなり現実的なレベルで関係者に通達があったのが昨年のこと。

大きな動揺が関係者に、、。

 

関係役所のサイトには9月より施行するという文面が掲載されていて、

9月中に準備をし、10月からはドルフィンボート及び近海3マイル以内でのいかなるスピナードルフィンとの人間の交流を禁止するということらしいのです。

 

なので私の知り合いのボート会社も9月にて撤収といい、他の会社はウォッチビジネスに切り替える準備を始め、ボートを買い替えたりしていました。

 

ではいまはどんな状況になっているでしょう。

 

 

この夏、6、7月とハワイ島のドルフィンスイムのメッカであるサウスコナ、及びコナでの状況をリサーチしてみたところ、

 

ああ、時代が変わってきているんだな、と感じることがいくつかありました。

 

 

それについて、何日かに分けてブログにアップしていきたいと思います。

 

 

 

さて第一回目の今日は、、

実際本当にどうなんでしょう。。。

ボート会社のオーナーや、ローカルの人たちも、わからな〜い、というのが本音。
 

わたしも今年の秋以降野生のいるかと泳げないハワイ島コナなんて、、想像がつきません。

しかし、

ボート会社の規制のみならず

カヤックでも、サップでも、スイムアウトでも、岸からでも

スピナードルフィンとの水中での交流は禁止になる模様なんです。

 

 

泳いでいてイルカがやってきたら、スピナードルフィンだったら速やかに岸に戻りなさい、という事らしいです。

 

実際観光地であり、パブリックのビーチであり、シュノーケリングを楽しめるビーチだったりするので、そこにイルカがきたら、岸に上がれ??
 

どれだけこの条例が浸透するのでしょう。

 

 

先日イルカがやってくるシュノーケリングのビーチで、

野生のイルカ30頭ほど

人間20人ほど、

が仲良く遊んでいる海がありました。

 

岸から30〜50メートルほど沖の、湾の中ほどに、

イルカの群れが早朝やってきていて

イルカたちは子供ずれ、若者ポッド、など

自由自在に

海の中をじゃれあったり、はぐはぐしてたり、潜ったり水面をゆっくり泳いだりしていて

 

 

ツーリストやローカルの人たちは、

イルカたちとのジョイフルな交流を楽しみました。だれもルールとか規制とかしてなくても

ちゃーんといいかんじで、、、。

 

あまり泳げないけど、イルカみたさに泳ぎでて立ち泳ぎをしている人

ゴーグルだけで、足ひれのない人

子供を背負って平泳ぎのお母さんなど

微笑ましく

その下をイルカたちが気にかけるでもなく

邪魔扱いするでもなく

時折ちらりと観察しに来たりしながらも

時折離れていっては又戻りと、

その海域で一緒に泳いでいるんです。

 

ちっとも追いかけてないし、ちっとも追いかけられてないし

うまく潜れる人なんてほとんどいなくても

いたとしても潜る必要もないから浮いて見てて

ちょいと潜ればイルカたちが興味をもって近づいてくる、、

水中カメラもっていると向こうからカメラめがけてやってきたりして

明らかにリラックスしていて遊んでいる〜。楽しんでいる。

 

 

 

 

そんな自由で人とイルカが遊べる空間が、ハワイ島コナにはある。

 

それは長年ローカルの人たちがイルカをリスペクトして愛をもって交流してきた歴史、

ドルフィンを愛し、信頼を育んできたドルフィンスイマー、ドルフィンコミュニティがあるからだと思う

 

私もその一部でもあるのだけど、彼らはイルカをリスペクトしているし

繊細さをもって海の中で動いている。けっして 追いかけまわしたり、迷惑をかけている行為はしようとしていない。

 

 

 

その日、イルカたちと水中で出会った人たちは

皆ハッピーになっていて

フレンドリーで、ビーチにあがっても知らない人通しが声を掛け合ったり微笑みあったりすごくいいバイブレーションのビーチ。

こんなビーチってなかなかないです。

 

その日のそのビーチは本当に波動が高くて喜び波動にあふれていた。だれもがピース。人間同士もイルカみたいだったなあ。

 

それがハワイ島の野生のいるかとおよぐ醍醐味であり

イルカのやってくるビーチのエネルギーであり

イルカと泳ぐのが素晴らしいといわれる所以なのだと

ずっとおもっているのだが、

 

 

それが

 

それなのに

 

最近の動きと言ったら、、

 

(これについてはまた別の日に書きますね。)
 

 

 

 

 

〜つづく〜