9月2日はレイバーデーの休日ですが、
ハワイ王朝最後のクィーン,リリウオカラニの誕生日でもあります。

この日に、カイルアコナからホナウナウまでの18マイル(約30キロ)という世界最長距離で争われる外洋カヌーレース「クィーンリリウオカラニ・カヌーレース」が行われ、日本からきているみなさんを応援に行ってきました。

野崎友璃香のハワイ★レインボードルフィン日記


アウトリガー・カヌーは船のバランスを取るための浮材がカヌー本体の横に大きく張り出している太平洋の島々独特の木造船のことで、レースには地元ハワイはもちろん、アメリカ本土やポリネシア諸国などから合わせて約3000人が参加、景観の美しさで知られるコナ海岸で熱戦を繰り広げるものです。

いままでもこのレースのことは知っていましたが、応援にいったのははじめてです。

そういえば、、、

昨年、夜家に帰ると,謎の真っ黒黒の男性が。
いにしえのポリネシアン?みたいな風貌。太い腕。
この人だ~れ?
それは葉山にあるオーシャンレジェンドカヌークラブの代表で
パドラーでありビジョナリーの
デューク金子さんであった。


来年もくるよ、ということで、お宿の手配のお手伝いなどをこちらでしていたのですが
今年はデュークさんは、福島原発をきっかけに
カヌー巡礼の旅をスタートしたため
ハワイには来れず。それでも
彼のファミリーやお弟子さんたちが
レースにこられていて
今日は応援に参上です。



あまりにもうつくしいコナからの海の道のりを力を出し切って
パドルをこいだみんなの笑顔はたまらなく素敵。
達成感の光る涙。
こちら葉山からやってきたオーシャンレジェンドカヌークラブのワヒネ(女子)
野崎友璃香のハワイ★レインボードルフィン日記



こんなに人がいるホナウナウも珍しく
筋肉隆々で元気はち切れそうな、パドラーたち。
野崎友璃香のハワイ★レインボードルフィン日記


カヌーは神聖なものだから、
海や空や、風を感じながら、
そしていにしえの海洋民族の魂を思い出して
こぐのだそうです。

みんなの気持ちがひとつになるとき、カヌーはすーっとスピードを増し
気持ちが一つでないとき、スピードががたっと落ちるそう。

大和魂ともいえる、調和の心がここでも大きな力を発揮するんですね。

↓ホナウナウビーチでは、観戦しながら、子供も大人も楽しみました。あかりちゃんとけいたろうくん。ただいま千葉から疎開中♪
野崎友璃香のハワイ★レインボードルフィン日記