人と人が愛し合うことは、素晴らしいことです。
「愛」は心を癒します。
「愛」は心を安らかにしてくれます。
生きる喜びが湧いてきて、愛する人のために頑張る意欲も、溢れてきます。
しかし、恋愛をしているのに、または愛している人がいるのに、「癒しや安らぎ」とは反対の「不安や苦しみ」を感じてしまう人が多いです。
なぜ、あなたの恋愛が苦しいものになってしまうのか?
それは、愛には2種類の愛が存在し、愛し方を間違えているからです。
2種類の愛
愛には、「与える愛」と、「奪う愛」存在します。
愛の望むべき姿を知らないと、自分も相手も苦しめる付き合いになってしまいます。
与える愛
与える愛とは?
心を癒し、安らかにしてくれる「愛」とは、信頼関係であると思います。
これは、相手の人間性を尊重し、信頼し、相手のためになることをしてあげたいと思う「与える感情」です。
奪う愛
奪う愛とは?
その場限りの快楽だけで、欲望を相手にぶつけます。
それが過ぎれば、奪う愛は我が身を滅ぼす上に、相手の人生もめちゃくちゃにしてしまいがちです。
自分さえよければ、相手がどうなろうと構わない、相手は自分の欲望を満たすための道具でしかないと考え、相手に、何かしてもらうことばかり求めます。
このような人は、相手からも同じように扱われます。
多くの人と関係を結びながらも、精神的には満たされず、孤独に苦しむことになります。
がんじがらめのDVモラハラの過去
20代の頃、まだ恋愛の仕方も分からず、恋に落ちて付き合った相手から、酷いモラハラとDVを受けました。
その頃の彼を思うと、私を愛するが故に、「かなちゃんが心配」「他の人に取られたくない」と、愛が間違った嫉妬や束縛の感情になってしまったんでしょう。
私の全てを把握して、私の全てを思い通りにして、私の全てを自分の物のように感じて、彼が安心していられるように、私をコントロールしようとしていたのでしょう。
思い通りにならないと、怒鳴る。殴る。
きっと本人は、「これほど愛しているから」と、素直な愛だと思っていたんだと思います。
しかし、その間違った愛に縛られた私は、好きな人と過ごす喜びよりも、好きな人にコントロールされる恐れの方が大きくなりました。
今日の、彼の機嫌は悪くないか。
今日も、怒られるのではないか。
機嫌を損ねないように、不安にさせないように、そうやって、いつも何かを防ぐように、行動や発言を選び、彼と過ごしていました。
そんな交際が、愛を深めるはずがありません。私は彼の目を盗み、夜中に逃げ出しました。
私の経験は、典型的な「奪う愛」の恋愛です。
このような愛が、ずっと長く続くはずが無いのです。
人を愛したら、「どれだけ欲を捨てられるか」が大切
人を愛したら、「どれだけ欲を捨てられるか」
これが、お互いの愛を深め、望む恋愛(関係)に近づいて行く大切な心得です。
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