少し前に念を込めて取り組んだ

ジュリークの待望の新製品

ハーバルオイルインセラムが

ついに誕生しました。

こちらのコピーを担当いたしました。

 

コピーのお仕事をいただけるのは

本当にありがたく幸せ。

 

担当の方から、製品への思いを伺う。

どんな魅力がある子なのか、

どんな苦労があったのか、

どんな発見があったのか、

使う人にどんな喜びをもたらすのか、

社会にどんな変化をもたらすのか。

 

魅力はひとつではないけれど

欲張ると何も伝わらなくなる。

手にとって、肌にのせていただくために

どの言葉に託すか。

 

開発者の方の心のなかに潜り

使う人の心のなかに潜り

そこで観たもの感じたものと

一番近い日本語を探す。

 

カギとカギ穴のように、

商品とその人をかちっとつなげる

言葉を削り出す。

その作業は本当に、苦しいけれど、幸せ。

 

届くべき人の手に

ちゃんと届きますように。

言葉が、使う人を支えますように。

 

最近脳科学の取材が多くて

脳の働きについて考えるのだけど、

人間の反応のほとんどは、

脳からの司令に基づいているから

脳がどう感じたか、がとても大事。

と、私は思っている。

 

よく化粧品開発の際、肌に似せた物質で

浸透や変化を研究するけれど、

そこに「脳の働き」が抜け落ちている。

実際の製品は、脳が拒むこともあるし、

脳が後押しすることもある。

 

筋トレをするときに

「ここに効かせるぞ」と

意識を向ける念ことが大事、という説は

近年ではスピリチュアルとは

言われなくなったと思うけれど

化粧品も同じで、

脳から伝達物質がきちんと発動して

初めて本気の効果が生まれると思うのです。

 

その伝達物質を目覚めさせるために

香りやテクスチャーや、

ボトルデザインも大事で、その中で

私ができることは、言葉で支えること。

だから私は、(誰もそう思ってないけど)

自分は化粧品開発に携わっている、

と思っている。(くらい、頑張る🦾)

 

 

薬事法の縛りもあるし

タイムプレッシャーもあるし

自分の力の無さも痛感するし

簡単なことではないけれど

そこに身を置けるのは、しびれる瞬間。

 

それ以外のことを一切考えず

ただその一品のことを考え

言葉の僅かな違いに意識を傾けるのは、

マインドフルな瞬間でもあります。

 

 

マインドフルといえば、

我が娘小3、昨日家で

学校の授業で使うタブレットを落とし

画面がバリバリ割れてしまった。

取り返しのつかないことをした、と

大泣きし、晩ごはんも食べられず。

 

だけど立ち直らなきゃいけない。

そこで彼女は大好きな折り紙を始めた。

YouTubeの紹介動画は、

音声もテキストもないシュールな動画で、

その人の手元を見ながらただただ折る。

 

かなり遅い時間までかかってしまったけれど

彼女の心の乱れを収めるのに

とても役立ったよう。

 

本の形になっていて

開くと8個の小ボックスがあり、

さらに開くと2つの中ボックス

さらに開くと大ボックス!

というなんだかすごい仕掛け。

彼女なりのマインドフルネス。

この完成を以て、心も収まったみたい。

 

皆さんは自分なりの

マインドフルな時間をもっていますか?