20日に発売した

ハーパーズ・バザー7,8月号のご紹介。

IT's MY BAG!

表紙で一番大きく書いてある(笑)

 

私がファッション担当なわけはなくて(!)

この中で4Pにわたり、12名の方々に

アート/美容/自然/リゾートの

それぞれの魅力的なデスティネーションを

ご紹介いただきました。

ここに行くためのバッグを買おう、なのか

バッグを買ったらここへ行こう、なのか。

 

というわけで、まずは誰にお聞きしよう?と

名刺ファイルを開きます。

洗練された海外旅を頻繁にされていて

アートか美容か自然かリゾートのいずれかに

ご専門分野としても納得感がある方

(読者の方としても「この方のおすすめが

知りたい!」と思うような)。

日頃からSNSで旅発信している方なら

存じ上げない方への突撃もできるけれど

こういう本業以外のことを伺う企画は

基本的にその方と

「ご相談できる距離感」にないと難しい。

 

意外とそういう企画は多くって。

以前Nikkei LUXEでやっていた

愛犬愛猫紹介企画とか、

以前GINGERでよくやっていた

インテリア取材企画とか、

この間Richesseでやった

街のおすすめスポット企画とか、

Marisolなどで時々やっていた

愛読書企画とか…まあきりがない。

お付き合いもないのに突然連絡したら

「なぜ私に?」と警戒もされるけれど

一度でもお会いしたご縁のある方なら

「あの時お世話になった◯◯ですが…」

とご相談もできるというもの。

 

だから日頃から、

インタビューでお会いした方との雑談とか、

知り合った方のインスタをチェックしたり

とかが、未来への種まきみたいになるのです。

あの方、小さなお子さんいらっしゃったなあ、

あの人、ボクササイズに通っていたよね、

いつもきれいなネイルをしているなあ…

という他愛ない周辺情報が突然役に立つ。

なんだか不思議なお仕事です。

 

今回も最近お世話になった方もあれば

久しぶりにご連絡差し上げる方々もいて

タイミングよく取材期間中に

その方の事業の展示会や発表会があって

お目にかかれた方もちらほら。

ご縁がアップデートできたこともまた嬉しく。

 

私は◯◯ライターという専門をもたないから

こういう「誰に頼めばいいやら」みたいな

企画を頼んでいただけることが結構あります。

効率の良い働き方ではありませんが(笑)

編集者冥利なお仕事です。

 

今の時代、ネットを開けばいくらでも

情報はあって、それこそ旅先だって

無限に集めることはできます。

だけど本当に自分にしっくりくる情報を

手に入れるのは却って難しいでしょう。

 

一方、お一人おひとりは皆さん

素敵な情報や経験を持っているけれど

個人的なそれらを

むやみにオープンにはしていないから

その情報を共有する機会は少なくて。

 

そんな、情報を持っている方と

情報を求めている方を適切につないで、

心に届く形で伝えられたら

こんなにうれしいことはないのです。

 

というわけで。

この夏の旅のスポットを探している方、

是非チェックしてみてくださいませ。

(実はもっとたくさん伺っているので

じわじわとオンラインで紹介していきたい、

と編集部と目論見中です、お楽しみに)

 

ちなみに今回ご登場いただいたのは

トラベル&スパジャーナリストの

板倉由未子さん、

子供地球基金ファウンダーの鳥居晴美さん、

マリハ代表のマリエ・ウェストンさん、

シバジム代表の柴田陽子さん、

美容家の山本未奈子さん、

リカルドトッサーニアーキテクチャーの

トッサーニ糸田敦子さん、

SHIGETAPARIS代表のチコ・シゲタさん、

 

あ、海外勢はインスタ突撃でした!

結果、ご協力いただけるどころか、

ご返信いただける確率も半分以下に💦

ご協力くださった方とはこれを機に、

ご縁を深めていきたいと存じております。

La Double JファウンダーのJJマーティンさん、

L/Uniform CEOの

ジャンヌ・シニョールさん、

I.T MDバイスプレジデントの

トレイシー・チェンさん、

ペリカーノホテルCEOの

マリー・ルイーズシオさん、

VESSEL CEOの

デボラ・レイノー・セバッグさん。

 

ご協力くださった皆様には

心より感謝いたします:D

 

こうしてご紹介いただいたネタを

ジャンル別にバランスよく分けて

それぞれのご紹介先の問い合わせ先を調べて

苦手な英語メールを送って画像を借りて、

という作業の足跡にも

思いを馳せていただければ、ひと粒で二度

お楽しみいただけるかもしれません(笑)