今日も頑張って投稿を!
ELLE JAPON4月号発売中です。
いつもの連載ELLE ACTIVE for SDGsでは
高校生ビジネスコンテストでグランプリに
輝いた中村美月さんにインタビュー。
美月ちゃんは
自由が丘在住時代のご近所さんのお子さん。
美月ちゃんのことは2歳から存じ上げていて。
グランプリのNEWSもママのSNSで知り、
だから個人取材は私が最初じゃないかしら!
今や彼女は全国のビジコンにスピーチに招かれ
飛び回っているそうです。
家族全員起業家ファミリーで、
幼い頃から起業家マインドを磨いていて
こんな子たちがいるならもう
未来は安泰な気分です。
そのママもほんとに素敵な方で、
私が出会った当時は、第二子出産後で
それまで大企業で働いていたところから
一度キャリアをおろし、でも
料理家のアシスタントや自宅ネイルサロンや
いろんな挑戦をしながら楽しく輪を広げ、
今はグルーデコサロンを運営して
講師業・ショップ・書籍出版など大活躍。
多分他の事業もいろいろしているはず笑。
手先の器用さやセンスがあり、
ビジネスマインドや実行力があり、そして
人々を魅了するおおらかで温かい人柄があり。
人を支えることも、人の上に立つことも、
人の輪を作ることも、一人で動くことも
全部できる人って本当に稀有。
私の自慢のというか憧れの友人です。
もうひとつ、この号では
「私らしい未来の働き方」
という特集も4Pほど担当。
ひとつは世界経済フォーラムの
栃林直子さんに、インタビュー。
AI時代のキャリアデザイン、
という巨大なテーマで(笑)
3Pにわたりお話を伺いました。
そして、では具体的に
どんなお仕事が注目分野?ということで
リクルートの羽田野直美さんと藤井薫さんに
「環境分野」の仕事と「人事」分野の仕事の
これからの働き方について伺いました。
今の会社でずっと働くつもりの人も
今の職種でずっと働くつもりの人も
そこで求められるものは10年後、20年後
これまで以上のペースで
変わって行くのは明らかで、
常に今の時代に何が求められるか、
自分は何ができて何を磨くべきか、
過去の肩書や職能分類に縛られず
自由に自力で考えられる人が
必要なのかもしれません。
頑張らなくっちゃ。
ぜひELLEでみなさんも
未来に思いを馳せてください。
さて、私自身が特に最近大事だと感じるのは、
生の人間のコミュニケーション。
SNSが登場した頃は、
リアルな社会ではなかなか聞けない
本音のつぶやきが聞けたりしたし、
感性の合う多くの人との出会いがあったり、
そのご縁のお陰で開けた世界もあった。
先程の美月ちゃんのママとの出会いも
別の近所の友人の紹介で、
その友人とは、当時のmixiの
ご近所さんコミュニティでの出会いだった。
だけど時代が移り変わって、
みんながSNSで仕事するようになって
SEOウケする発信だとか
炎上しないセーフティな発信だとか
人の不安や欲望を巧みに煽る発信だとか
もうそんなのが多すぎて、
簡単に本音が聞ける場ではなくなってきた。
そんななか私は年末年始から
ふたつの勉強会のようなものに加入。
メンバーの属性や軸となる内容や
参加スタイルはそれぞれ異なるものの、
ふたつとも、信頼している
よく知る知人が運営していて、
フリーランスやスモールビジネスの
女性たちの集まり。
勉強会や進捗報告会があったり、
メンタリングし合う場があったり、
同じようなモチベーションをもつ仲間と
学び合い刺激し合えることに感謝している。
私の怠慢を後押ししてくれる人もいっぱい。
まだまだ追いつけていないけれど。
いずれも20人程度の小さな集まりで
だから炎上も情報漏洩もなくて、
まさに心理的安全性の中で物が言える。
SNSでは、上手にビジュアライズして、
ちゃんと言語化できたものしか
発信できないこの時代でも、この中では
もやもやも、うまくいっていないことも
カッコつけることなくさらせるし、
うまく行ったことも
「自慢と思われない?」なんて危惧せず
堂々と「やったよ!」と誇り合える。
悩みごとのアドバイスも一般論じゃなくて
「私のための話」「あなたのための話」
ができる。
そうだ、今私が求めているのは
「極めて個人的なもの」なんだ。
そしてきっと多くの人にとっても。
情報が無茶苦茶に溢れて
ものが無茶苦茶に溢れているなか
なのになぜか
みんながぽかんと欠乏感があったり
情報やものに溺れてぐったりしているのは
「極めて個人的なもの」に
手が届かないからなんじゃないかしら。
昨日紹介した25ansの連載で
お世話になっている脳科学者の恩蔵綾子さんも
人間とAIの違いの中にある
物理的な制約の意味について
よくお話しくださっている。
この足で訪れ、この手で触れて
この舌で味わい、この心が動く、
極めて個人的なものを、
大事にしていきたい、と思う。