年末ですね。

ELLE1月号も発売中です。

付録にエジプシャンタロット付き!

タロット興味ない人も、

フレームに入れて壁に飾っても可愛い。

(怪しい? わからないけど💦)

 

私はいつもの連載を担当。

神山まるごと高専で、

ブランディングマネージャーに就任した

村山海優さんにインタビューしました。

 

神山まるごと高専といえば

クレイジーウエディングの創業者

山川咲さんが創業から携わっていて

クレイジーハイスクール

(もちろん褒めてます!)になるのだろうなと

ずっと楽しみにしていました。

知人のイラストレーターさんの息子さんが

入学したことでますます注目していて

開校半年、ついにお話を伺う機会が!

学校ができるまでも、できてからも

刺激的なお話が盛りだくさんです。

1Pではまるで語りきれないのですが、

是非チェックしてみてください★

 

 

11月12日(日)

昨日図書館を訪れた際に、

今日「世界のことばで読み聞かせ」の会が

あると知り、今日も娘と図書館へ。

近くに図書館があるのはありがたい。

ちなみにここにはプラネタリウムもある。

前の家も自転車で10分弱の距離に

図書館とプラネタリウムがあった。

だから東京は結構いろんなところに

プラネタリウムがあるのかと思ったが

先日知人と話していて、

プラネタリウムは滅多にないと知った。

最近あまり行っていなかったが

もっと活用しなくては。冬休みに行こうかな。


部屋に着くと、英国人のお父さんを持つ

娘の同級生親娘が来ていた。

 

日本語と外国語の絵本を2つ並べ

1ページずつ交互に、その国の言葉で読む。


原書がその国のものは土地柄もよく分かる。

 最初は中国語。次にポーランド語。

保育園時代、クラスメイトに

ポーランド人の子がいたので、

「Mちゃんのポーランドだ」と興味津々。

次にはインドネシア語。

夏休みに家族でバリ島に行ったので、

娘はまた「バリ島のインドネシアだ!」と

興味深く話を聞いている。

知っている国の、暮らしが見える。

そこに住む人々の心情が見える。

「知っていること」に別の場所で出会えると

カチッという音が聞こえるみたいに嬉しそう。

 

 

それにしても子供というのは

持っている情報が限られていることもあり、

知識と知識をつなげる力がすごいと思う。

 

先日、アメリカンアンダードッグという

アメフット選手の実話に基づく映画を、

英語音声・日本語字幕で家族で観ていた。

 

 娘は英語も少ししかわからないし

日本語も知らない漢字もあるし

そんなに早く読めないから

人の表情などを助けに

五感をフル稼働して観ているはず。

 

主人公は大学卒業後、ドラフト全落ちし、

やむなくスーパーで働いていたが

やっとあるチームから声がかかる。

参加初日、グラウンドに出ると

監督からいきなり

「選手交代、〇〇」と指名が。

彼は「まだ戦術も聞いてないし…」

と出場を躊躇。その途端監督は

ちょっと彼を睨んでから視線を逸らし

「選手交代、△△」と別の選手を呼んだ。

 

それを見た娘がぼそっと

「あーあ彼チャンス失ったね」と呟いた。

娘が話の流れをどこまで理解していたか、

このセリフをどこまで理解していたか、

とにかく7年間の体験をフル稼働して

チャンスを失ったことを感じ取ったのだろう。

 

その実、彼は試合後、監督の部屋に呼ばれ

今日でクビだと言い渡され、

バイト生活に逆戻り。暮らしは困窮を極める。

そんな彼のもとにスカウトマンが

熱く彼にアプローチする。

「君が必要なんだ、

うちのアリーナフットボールチームに」

彼は落胆する。

 

そこへうちの娘がまた口を挟んだ。

「そりゃそうだよね、だって

体育館みたいなとこでやるんでしょ」。

アリーナフットボール、

などというものを知るわけもないのだが、

バトンをやっている娘は

「アリーナ」といえば体育館だとわかって

つまり彼がスカウトされたのは

アメフトのマネごとみたいなものだと、

この単語にピンと来たのだ。

 

字もろくに読めず、知らない言葉も多い中で

社会をサバイブしている子どもたちは

こうして情報と情報を繋げて理解する訓練を

日々行っているのだなあ。


でもきっとビジネスってやつも

こんなふうにそこにある知識や経験を

いかにうまくつなげるか、なのだろうな。

 

 

ところで

「世界のことばで読み聞かせ」に戻るが

インドネシアの絵本はボルネオ島のお話で

バリ島の近くかな?と

娘とグーグルマップで検索しても

何故かカリマンタン島に着いてしまう。

名前が変わったのか?とググったら

この島のことをインドネシア語では

カリマンタン島と呼び、

英語ではボルネオ島と呼び、

英語でカリマンタン島というのは

この島のうちの

インドネシア領土部分を呼ぶのだという。

 

娘と暮らすことは、母には日々脳トレ。

ボケ防止に頑張っている。