harper's BAZAAR 2024.1,2月号発売です。

こちらの号ではBAZAAR日本版10周年

記念アワード「WOMEN on the FRONTIER」

の5名のアワディーの方へのインタビューと

アワードパーティのリポートを担当しました。

記事はオンラインでも

お読みいただけますので、こちらからぜひ。

 

ラッパーのAwichさん、

シェフの庄司夏子さん、

画家の長谷川幾与さん、

モデルの長谷川ミラさん、

テニスプレイヤーの伊達公子さん。

5名のうち4名は2度めのご対面で。

短いインタビュー記事ではありますが

5人の方それぞれの思いのエッセンスを

お届けできていればと思います。 

 

 

11月5日(日)

インフルエンザもしっかり明けて、

無事迎えられた七五三。

朝早くスタジオにお支度に出かけて。

早生まれの娘、小2での七五三なので

かなり落ち着いた雰囲気。

七歳は親も外で待っている。

 

三歳の七五三たちは七転八倒。

支度室でずーっと大号泣している子が。

もう、泣き吐きそう。

「いやだいやだいやだいやだーー

これきらいーいちごちゃんきらいー」

よく聞けば、具体的な要求があるよう。

だけど周囲は宥めることしかしていない。

 

聞いてもらえないのは辛いよなあ。

うちの娘はもう泣き喚いたりしないけれど

子供が聞き分けが良くなるのは

もしかしたら聞いてもらうことを

諦めてしまったのかも知れない。

あの時私はもっとちゃんと

あの子の言葉を聞いてあげなきゃ

いけなかったんじゃないか。。。

そんなふうに思ったら泣きたくなった。

 

難なく仕上がった娘が出てきて

「ちっちゃい子が号泣してたね、

ママ抱きしめに行きたくなっちゃった」

と言ったら

「ああ、あれは大丈夫。

着物をぎゅうぎゅう締められて

苦しくていやだっただけだから」。

子供同士が言うのだからそうなのかも。

そうだね、確かに、

ただ泣きたいときもあるんだった、

自分の主張が正しくないと

薄々わかっていても

駄々をこねたいときだってあるんだった。

ちゃんと聞かれたほうがかえって

追い詰められることだってあるんだった。

 

もう私は少女じゃないなあ。

ちゃんとわかってあげられないなあ。

いや、大人だって

どっちの気持ちのときもあるのに。

思い込みをしないようにしなくては。

 

地元の桜神宮で

パパとばあちゃん、姉ちゃんと合流。

今回はカメラマンさんに依頼したので

いろいろと作った構図の写真も。

仕上がりは当分先だけれど楽しみ。

祈祷していただき、絵馬を書いて、

もう疲れたーと、あっという間に

お着替えをしてランチへ。

家に帰って、

千疋屋のケーキを食べながら

娘のバトンの発表会の

ブルーレイを鑑賞する、という

世にも正しい七五三を過ごして一日終了。

ばあちゃん孝行できたかな。

 

亡き母の召天者礼拝日と重なってしまい

父と兄は参加できなかったけれど

とにかく七歳の七五三まで

孫を見られたことはきっと幸せ。

人の命が、人の存在が、人を幸せにする。

娘の命は宝石のように輝いている。