ELLEの連載がじわじわと

ウェブにもアップされています。

今日のご紹介は、

オールインクルーシブファッションの

ブランドSOLITを立ち上げた田中美咲さん。

大学時代からサステナビリティを学び

卒業間近の頃、東日本大震災を経験。

すでに決まっていた一般企業に就職するも

個人的に東北支援活動を始めて

その後会社を辞めて「防災女子」や

サステナブルなPR支援の会社を立ち上げ活動。

その後大学院での学びを経て、

SOLITを立ち上げた田中さん。

田中さんへのインタビューは今回3回目で

より伝わる形に向けて模索し続けている

田中さんの行動力、突破力に

いつも感銘を受けます。

ぜひ一度耳を傾けてくださいませ。

 

 

9月30日(土)

今日は地元の「ものづくり魅力発見ツアー」。

我が家のエリアは

世田谷区最大の準工業地域だそうで、

住宅街と小さな工場などが共存している。

駅前には商店街もあるし、

働く人と暮らす人が共存していて

ミニチュアの独立社会のようで

たまたま移り住んだが、

子供が学び育つ環境として

とても気に入っている。

今日は抽選で当たったその工場見学。

それぞれ6人ほどのチームに

分かれて5グループほど。

調味料を混ぜる会社、食品の香料を作る会社、

金属を鋳造する会社など

子供には初めて知るような仕事ばかり。

普通のマンションの地下や裏が

実はそんな工場だったりして

なかなか面白い体験になった。

 

娘は隣の小学校の同級生の女の子と

同じチームになり、すっかり仲良しに。

最後は街の集会場で、クイズ大会。

見学ルートのひとつでもあった

お花屋さんからひと鉢お土産も。

地元がまたひとつ、地元になった。

 

 

10月1日(日)

今日から下半期。

定期購読をしている雑誌の付録で

家計簿がついていたので

ちょっとこれを活用してみることに。

日々の出納は家計と個人事業と個人支出の

3つに分けて記録しているのだが、

そのせいで自分の支出の

全体像が見えていない。

収入が毎月ランダムに4、5回あり

その金額がまちまちなのも原因だ。

なのでこれは純粋にお金の出口として

毎日使ったお金を記録することにした。

 

生活雑貨や毎日の食品、仕事資料など

「必要だからしょうがないよね」と購入するが

しょうがないを積み重ねると

どういうことになるかを自分に毎日見せる。

必然的に日々改革に迫られる。

そのためのノート。

ちょっと続けていきたい。

 

家計簿も日記もそうだが、

キーボードを打つことは「記録」になるが

手で書く作業は「認識」になると思う。

身体で直接その言語をなぞることで、

脳が仕事をするのかもしれない。

目や耳で読んだものと声で読んだものでは

全く違う浸透が起きるというのも、

朗読を始めてから知ったことだ。

体を使うというのは、特別な体験なのだ。

 

 

今日は朝から児童館へ

読み聞かせと工作のイベントに参加。

娘を届けるだけにしようとしたら

大人も参加できると言われて

そのままズルズル同席することに。

 

お月見がテーマの絵本などを読み、

紙コップとお米でマラカスを作って

おもちゃのチャチャチャを

演奏しながら歌うという

やや幼い企画だったが

割と中学年の男子も女子も

友達同士で来ていて結構楽しんでいて、

これはこれで健全だな、と安堵。

ゲームばかりしているくらいなら

手を動かして物を作り、声を出して歌うことは

きっと脳によい刺激を伝達しているはず。

 

 

そして今日は結婚記念日でもあった。

10周年という節目だったが、

夏の旅を節目旅行という名目にしていたので

今日はあっさりと、

ケーキやワインを家で楽しむ。

トライアスロン時代の友人が

地元でパティシエをしているので

彼のお店に並んで(人気店!)

ケーキを買って帰り。

 

地元で過ごす平和で健全な週末であった。

地に足をつけて生きる喜びよ。