今日はなんのお知らせをしましょう。

独立以来15年間ずっとお世話になっている

POLAさんが新しく始めたプロジェクト

「タブーを自由にラボ」。

こちらのキックオフのワークショップを

インタビュー&リポートいたしました。

 

 

長年にわたり、

女性たちの心と肌に寄り添ってきた企業として

また働く人の多くも女性の企業として

タブーとされてきたことにも向き合い

取り組んでいかなくては、と

若手のスタッフの方々を中心に手を挙げ

自社だけでなく企業の枠を超えて

共有し共に考え学び合うプロジェクト。

参加企業、参加者以外の方も

このサイトを通して

共に考え共に学び合えたらと思います。

 

 

8月9日(水)

朝から早稲田大学へ!

中井美穂さんのインタビューに。

中井さんにお目にかかるのは7年ぶり。

 

楽しいインタビューを終え、

編集者と中井さんがヅカ友ということもあって

インターンの学生さんも交えて

みんなで大学近くの喫茶店でランチをし

という、不思議なひととき。

帰りも中井さんと電車がご一緒だったので

いろいろとお話させていただけた。

 

私がかつていた雑誌Vingtaine編集部に

入る少し前、本屋さんで立ち読みした

中井さんのインタビューに

救われた気がしたというお話を

20年の時を越えてお伝えできた。

私があの会社に入ったのは、

あのインタビュー記事がきっかけの

ひとつと言ってもいいくらい。

 

私は人生において再三、本に救われていて、

それは書籍であったり辞書であったり。

でも雑誌で救われたのは

Vingtaineが初めてだったと思う。

そういう雑誌を作りたいと思ってきたのだ。

雑誌を作る仕事をする以前の

広告やPR誌の仕事をしていたときも

私はいつもそれを願っていたのだった。

 

 

8月11日(金・祝)

発表会前のラストスパート

娘は木・金・土・日と

4日続けてバトンの練習が。

その合間にテニスもあるし、

流石にここまで連日続くと

くたびれるはず、11日の祝日くらい

のんびり過ごせばいいと思うのに

プールに行く、と娘。元気やな。

 

 

8月12日(土)

娘の自転車が壊れたので修理屋さんへ。

修理を待つ間にお花屋さんに行き

お盆飾りを手に入れる。

母はクリスチャンだったけれど

「みんなが帰るなら私も帰るわ」と

一緒に帰ってくるかもしれないし。

 

ちょうどお花屋さんが

ガレージセールをしていたので

ちょっとした器なども入手。

みんな50円とか。

 

 

8月17日(木)

ついに明日はバトンの発表会。

午前中ZOOMミーティングを終えて

私も今週はもう仕事も打ち止め。

昼から会場へ。

 

プログラム制作担当だった私は

前日当日の役割は軽め。

子どもたちのリハの間に

会場の設営チームを手伝う。

ひたすらひたすら風船を膨らましたり。

19時過ぎに、小さい子の練習は終了。

とは言えまだまだ会場完成せず。

お姉さん方の保護者に託して

お先に失礼する。ゴメンナサイ。

 

 

8月18日(金)

朝9時集合でいよいよ本番!

会場係の私たちは施設ツアーし

トイレやクローク、受付など確認。

 

子どもたちは近しい関係者客も入った

最終の通し稽古を終えて

ホントのホントに、ついに本番。

夫・義姉・義母も来場し、

あとは娘とみんなの成功を祈るのみ。

 

 

なんと数日前、小さい子たちの演目の

振り付けと指導をしてくれていた

先生兼演者がコロナ感染し

当日来られないことが決まった。

それは本当に本当に心細く、

また先生に感謝もお伝えできず

成果もお見せできないのは

無念でもあったけれど仕方ない。

気の利くママの一人が提案してくれて

子どもたちから先生への

ありがとう動画を作って送ってくれた。

 

最近はインフルエンザやコロナや

その他いろんな感染症が

もぐらたたきみたいに流行っていたが

幸いクラブの子は全員元気に

当日を迎えることができた。もはやほぼ奇跡だ。

 

 

娘は5曲、大きなミスもなく踊りきり、

他の演目もどれも皆魅力的で

いい発表会だったと思う。

片付けを終えて会場を出たのは21時半ごろ。

義母らの待つ店になんとか合流し、

終電近くの電車に乗ってようやく帰宅。

長い一日と、長い日々を終えた。

 

 

半年近く前に、

過去の発表会の映像を見たときには

とてもじゃないが娘には

まだ無理だと思ったし、

道中も衣装作りや練習サポートで

音を上げそうにもなったけれど

とにかくしがみついて迎えた今日。

運営リーダーや先生方は

それ以上のプレッシャーがあっただろうし

出演者一人ひとりもその年令や立場なりに

さまざまなものを抱えていたと思う。

一番小さな出演者は2歳で

彼女はこれまで合同練習のときに

概ね呆然と立ち尽くしていたが

なんと当日、ほぼ全編踊りきったのだ。

会場はもうみんな彼女に釘付け!

彼女なりに覚悟があったのだろう。

 

長旅が終わって、娘は何かを得たかしら。

達成感、自信、チームワーク、

責任感、根気、度胸、技術

仲間と頑張る楽しさ、

スポットライトを浴びる喜び、

さまざまな世代の人との触れ合い…

なんてもののナニカかなのか別のものか。

まあ今すぐ感じなくてもいいけれど

彼女の人生の節目のひとつとして

支えになるといいなと思う。

 

 

そして振り返る。自分の幼少期を。

いろんな本番があり、

いろんな正念場があった。

ハレの中にもケの中にも。

そういうチャンスをくれた両親や先生方に、

改めて感謝したいと思う。