状況の緊急性を無視して

今日もブログを書いています。

現実逃避中の吉野です。

 

昨日発売の雑誌その2、ELLE8月号。

私自身はいつもの連載

ELLE ACTIVE for SDGsを。

サッカーワールドカップで

初の女性レフェリーとして参加した

山下良美さんにインタビューしました。

 

ワールドカップ終わってすぐに

取材依頼を入れたのですが、

大忙しで叶わず、でも連載の強みで

「いつでもお待ちしてます!」と

毎月懲りずに連絡して叶った取材。

 

お話をお聞きできてよかった、

山下さん、本当に魅力的な方。

冷静で客観的な感覚と、

サッカー少女のピュアさと、

たゆまぬ努力と、

自分のキャリアやスタイルに固執せず

さまざまな状況に謙虚にしなやかに

対処する柔軟性と。

 

失敗は常にあるけれど、

その感情を如何に早く断ち切るかが

その後の時間のパフォーマンスを高める、

というお話も。

頭でわかっていても

私などなかなか心がついてきてくれないもの。

でももうそれはきっと、

日々の訓練の連続なのだろうな。

 

決して自分を誇示することなく、

でも発光するように輝いている方。

当分の間、私の目標、ミューズとして

掲げておきたい方です。

 

女子ワールドカップは7月20日から。

山下さんも主審として参加、

山下さんをレフェリーの世界に

引きずり込んだ(笑)坊薗さんも

副審として選出されています。

女性のスポーツ関連従事人口が増えることが

また女子のスポーツ参加率を

高める後押しになることと思います。

女子ワールドカップもぜひお楽しみに!

 

 

6月19日(月)

朝イチ、五反田に娘のパスケースを

受け取りに行こうと思ったが、

そういえば私と娘、それぞれの

写真入り身分証明書が必要だと

言われていたのだった。

娘のマイナカードを忘れたので断念。

忘れ物の受け取りの忘れ物をするとは

この親にしてこの子ありである。

劣った遺伝子を授けて申し訳ない。

 

夕方早めに地元に戻り、

自転車に乗り換えて、今日はビラ配り。

地元でバトンの練習場として借りている

小中4校をめぐり、副校長先生にご挨拶。

 

ところで今の東京の公立校には

教頭先生というものが存在しないらしい。

調べると、石原都知事時代の2004年、

公立校の教頭を副校長に改めたのだという。

 

 

帰宅して夜は娘を歯医者に引率。

定期検診とフッ素コーティング。

今日も保護者であった。

 

 

6月20日(火)

夕方、仕事帰りにようやく五反田へ

娘のパスケースを受け取りに行き、

帰宅後は家族で、英語学童へ体験見学に。

 

行ってみると、皆あまりに積極的で驚愕!

先生が何か言うと競って

I know! I knowと挙手している。

発言をするとポイントが貯まって

チャンピオンみたいになれるとかいう

制度があるらしいが、そうだとしても、

うちの子にそんな積極性は見当たらない。

その手の遺伝子は両親共割とあるはずなのだが

ひょっとして彼女は、我が家にこれ以上

我の強い人は要らないと踏んでいるのか。

 

クラスメイトの中でもひときわ優秀な子が

こちらの学童にも来ていて、

ツアコンのように娘のサポートをしてくれた。

 

まあいきなりI know I know!には

ならないだろうけれど、

みんなに引きずられて、知らぬうちに

英語に慣れ、積極性が引き上がれば儲けもの。

これまでの英語教室は

プライベートレッスンだったので

娘が気後れしないのは良かったが

先生もじっと娘の言葉を待ってくれるようで

現実社会にはあまり即していなかったから。

娘の社会性の発達段階に伴って

手法を変えてみるいい機会かもしれない。

そんな簡単なものではなかろうが、

何より本人が行きたがっているので、

チャレンジしてみる価値はあるだろう。

 

 

帰宅して、学校の宿題の丸付け。

数字がちょっと苦手で間違いが多い。

「これ、もっかいやってみよう?」と言うと

「全部マルにならなくたっていいじゃん〜」

と娘。

え、ちゃんとわかったほうが良くない?

と言っても彼女は未知のままでいいらしい。

 

まあ私も、わからないことはたくさんあって、

政治も経済も科学も宗教もアートも医学も

わからないままのことの方が圧倒的に多いし、

全部わかりたいともさらさら思っていないし。

全部マルじゃなくたっていいのかもしれない。

 

子育て、教育、いろいろである。

子によって、親によって、関係性によって

時代によって、成長過程によって、

その日の気分や体調によって、

必要なものはどんどん変わるのだろう。

同じ結論だったとしても、心構えや、

そこに至った思考のプロセスによっても

意味は変わるのだろう。

決めつけず、こだわりすぎず、

試行錯誤していけばよいのだろう。

 

お勉強ができることもいいけれど

まず学ぶことが楽しくなればと思うし

それ以前に人としての

優しさや強さ、温かさが大事だと思ったり、

人に愛される存在になればそれだけでいい、

と思ったりもするし、

その前にまず自分が自分を

受け入れて愛せることも大切。

いや健康に感謝して

ただ命がそこにあるだけで、

素晴らしいことのような気もするし。

 

とかなんとかいろいろ悶々と

考えようが考えまいが、

「親は子を育ててきたと言うけれど

勝手に赤い畑のトマト。」

俵万智作。

こちらの思惑なんかどこ吹く風で

勝手に羽ばたいておくれ。