3月10日(金)

昨夜に続き、今日も朝から東日本橋に。

今東日本橋熱いのかしら。

ここ数日、若くて可愛くて果敢な女性たちに

毎日会って話を聞いている。

彼女たちはみんな、ニコニコと軽々と

ビッグチャレンジをしている。

 

彼女たちは、人の力を借りるのが上手。

経験のある人には、躊躇せず教えを請い、

経験のない人には、太っ腹で任せる。

カッコつけないしリスクをとるから

どんどん縁が広がり、チャンスを掴む。

 

彼女たちが人に任せず自分でするのは、

「自分のご機嫌をとること」だけ。

それ以外はいくらでも人の力を借りる。

 

そのバランスって、サイコーだと思う。

というか、その逆っていうのが最悪。

自分の機嫌の理由を

他人や出来事のせいにしたり、

周りに機嫌を伺わせたり、機嫌を取らせたり

っていう状況はとても幼稚。

だけど我々旧世代は

いかにそのタイプが多いか。もちろん私も。

勝手に抱え込んで、勝手にイライラしてる。

 

働いていても暮らしていても、

嫌なことはいつでも起きるけれど、

そのことと自分の機嫌を

連動させない大人になろう。

 

不機嫌でいないことはもちろん、

機嫌がいいかどうか心配させないくらいの

表情や雰囲気でいられているかどうか、

できるだけこまめに自分を顧みよう。

もし機嫌が悪くなっちゃっても、

できるだけ早く立て直そう。

急に機嫌を直したっていいのだ。

人は機嫌がいいほうが絶対いいのだ。

そのほうがお得でハッピーなのだ。

相手のためだけでなく何より自分のために。

 

機嫌よくいられていないとしたら、

それはもう抱え込みすぎている証拠。

一つひとつ荷物をおろそう。

周りに頼ろう。TO DOを捨てよう。

外注したっていい。

自分へのご褒美を駆使してもいい。

「自分のキャパシティ」というのは

「どうにかこうにか到達できる量」ではなくて

「機嫌よい状態で到達できる量」

だと見定めよう。

その状態でのキャパシティを広げよう。

機嫌が悪くなったらまた戻りつつ。

 

自分の機嫌だけは絶対に自分でとる。

そこだけは絶対に他人に押し付けない。

それ以外のことは全部人に頼っていい。

これは私にとって、

人生が変わりそうな発見だ。

 

いざ意識してみると、

これがとてもハードルが高くて、

自分がいかに自分のご機嫌に対して

無防備で無責任だったかがわかる。

私の場合同僚はいないし、

近所の人や仕事相手に対しては

それなりに振る舞えていると思うが、

特に意識すべきは家族への態度。

つい「気なんか遣ってられるか」

という気分になりそうになる。

でも相手のご機嫌をとるんじゃなくて、

これは自分のご機嫌をとる行為なのだ。

 

毎日少しずつの訓練だけれど、

もしかしたら姿勢改善みたいに

生涯意識する必要があるかも知れないけれど

今気づかせてくれた皆さんに感謝。