withの連載「わたしが27歳だったころ」が

「わたしたちが27歳だったころ」という

1冊の本になりました!

年齢も職業もさまざまな25人の女性が

悩んだり迷ったりしていた

27歳のころを振り返ります。

私は冒頭の

菅野美穂さんと永作博美さんの

インタビューと執筆を担当しました。

 

人によっていろんな時期があって、

波乱万丈の人も順風満帆に見える人も

それぞれが自分の道を探してきたんだな、と

励まされます。

 

 

4月27日(水)

今日も早朝から入稿や校了を回しつつ。

午前中はバレエの体験レッスンに。

 

バレエ、小1のころ割と熱心に通っていた。

記憶する限り一番好きだったお稽古で

レッスンのない日も家の玄関ホールで

日々自主練していた。

どのくらい続けたのか

なぜやめたのかは覚えていない。

4、5着レオタードをもっていて

トウシューズも履いていたから、

そこそこは、やっていたはずだけれど。

 

それにしても、私が習いたいと言ったお稽古を

一度もダメと言ったことのなかった母。

(父は私が何を習っているか

全く把握していなかっただろう)

辞めるときも、一度も咎められた記憶がない。

ひとつのことに邁進できなかったのは

拘束力がなかったせいと言えなくもないが、

させてもらった経験全てに

今となっては心の底から感謝している。

本当に全部。

 

十数年前にも一度、通ったことがあるが

仕事を優先しているうちに通えなくなり

振替レッスンを申し込むのが

次第に心苦しくなって

おそらく1年に満たずやめてしまった。

それ以来の、今回。

 

一度体験レッスンを申し込んでいたものの

撮影が入って日延にしていたので

今日はもう流石にドタキャンできない。

それに4月の入会キャンペーン中でなければ

また判断が難しくなる。

仕事は立て込んでいたが、とにかく行くことに。

 

バレエ、やっぱり楽しい。

うまくなれる見込みはもはやないけれど

私、これが一番好きだったんだなあ、と

改めて思った。

とりあえず、月2回のレッスンから

申し込んでみよう。

そのくらいなら時間調整もなんとかなるはず。

 

 

午後はクラシック音楽にまつわる取材。

最近クラシック音楽のテレビ番組に

いくつかハマっているし、

午前中もクラシックバレエを踊ってきた。

例によってまた引き寄せられている気分。

 

取材対象の方は事業を大成功させた後

今は引退して社会貢献に財を捧げている。

そんなご自身は身につけるものも車も

見栄を張らないどころか

最安値のようなものばかり。

と、聞かなければ全くわからないほど

品があってセンスがあって美しい。

こんなことってあるのか。というくらい。

 

昨日の器の話ともまた重なって

何にお金を払うべきなのか、ということを

改めて考えさせられた。

 

ありがたい気付きに出会う日々。