7日発売もうひとつ。

久しぶりにお仕事させていただいた

25ans WEDDING秋号。

昨年、今年とブライダルを延期してきた人も

そろそろ改めて準備を!と

考えている人も多いのではないでしょうか。

ドレス、会場、リングを始め

ウエディング情報がぎゅぎゅっと詰まっています。

 

私は「カップル美容」というテーマを担当。

ブライダルといえば花嫁さんが磨きを上げるもの、

と思われがちですが、今や男性も美しさ、大事。

そして二人で取り組むことで、

また愛も深まるのです♡

というわけで、

ヘアメイクアップアーティストKUBOKIさんに

カップル美容のコツを伺うとともに、

実際にカップル美容で素敵なウエディングを叶えた

二組のカップルにインタビューしました。

ウエディングでない方も、ぜひご参考に。

 

 

9月8日(水)

女同士の陰湿ないじめに遭うという

いやーな夢で目覚めた朝。

起きた瞬間「抜け出せて良かった」

と呟いてしまった。

過去の女性同士の人間関係の嫌な記憶を、

ちょうど昨日ふと思い出したからか。

 

私がゴゾゴゾしていると

娘も5時に起きてしまった。

お着替えのセットを渡したら、

昨夜自分で用意したから、と

ママが用意したものをポイと床に放った。

「ちょっと、なんで投げるの!

ママにもお洋服にも失礼でしょ!」というと

「投げてない、置いただけ!」と反論する娘。

「こんなの置いたって言わないでしょ!

見てよズボン、こんなびろーんって

行き倒れたみたいになってるでしょ!」

というと、駆け寄って隣でうつ伏せになり、

ズボンと同じようなポーズをとって

「こんなふう?」と娘も行き倒れた。

何よそれ、とふたりで笑って、おしまい。

笑いっていいな。もう怒る気なんてない。

ユーモアは平和の芽。

 

 

朝は久しぶりの朗読教室。

ずっと仕事でスケジュールが合わず、

2ヶ月以上欠席してしまっていた。

今日だって余裕はないのだが、

もう体内に朗読の充電が切れている。

 

美しい声の生徒さんの朗読を聞くだけで

全身マッサージされるように癒される。

自分が主体的に声を出すのも久しぶり。

 

黙読と朗読はまるで違う。

旅でいえば、黙読で得られる感覚が

映像で見る景色だとすれば、

朗読で得られる感覚は、

実際に旅をしているようだ。

そのくらい、違う。

 

ちょうど先日、空手 形の銀メダリスト

清水選手のインタビュー原稿を書いていたが

朗読も少し、空手に似ている。

スピード、メリハリ、キレ、力強さ、

そこにないものを見せる表現力、

そして本来の形に忠実であること。

びっくりするくらい似ている。

余計な癖を出さず、

著者の表現しようとしたものを

できるだけトレースする。

個性はきっと

その先に滲み出るだけでいい。

 

一方で、先日書評原稿で書いた小説は

銀河鉄道の夜を研究する大学院生が

主人公だった。

推敲を重ねる上での宮沢賢治の思いが

作中で分析されていく。

私たちも、読みながら、

ーー今はずっと、

富嶽百景に取り組んでいるのだが、

太宰治の思いがどこにあるのか、

読んでいる私たちをどんな目で見ているのか

そんなものを想像しながら読み解くのは

文学作品の研究のようでもある。

 

朗読。楽しくて楽しくてたまらない。

こられて良かった。

 

某企画で取材させてもらいたかった

クラスメイトに取材依頼も果たして

一応仕事もして帰ってきた。

 

 

午後はずっとデスクワーク。

原稿を1本入稿し、

やっと動き出した、もう締め切りの近い企画に

企画書を作って5、6人にアポを入れ、

またもう1本原稿、こちらは終わらず、

帰宅後に夜遅くなんとか入稿。

 

月初原稿レース、概ね今月も峠を超えた。

深呼吸して、週後半を駆け抜けよう。