幻冬舎GINGERで現在発売中の号で

担当したグリーン企画が、

ウェブ転載されています。

本日はAYAKOさんのおうち。

長年イギリスで暮らしてきたご夫婦が

2年前に帰国後日本で少しずつ始めた

グリーンライフ。

暮らしを楽しんでいるなあ、

というのが伝わってくるおうち。

ぜひご参考に。

 

 

9月3日(金)

今日も朝のニュースでパラリンピックを追う。

背泳ぎで銀メダルを獲得した山田美幸選手。

レースの映像に「手がないのにすごいね」と

目を丸くしながらテレビに見入っていた娘。

試合中も試合後も落ち着いた表情と話しぶりで、

20代後半くらいの選手かな、落ち着いているなと

思っていたけれど、朝ニュースを見たら

最年少、14歳だという!!

座右の名は「無欲は怠惰の基である」。

生まれつき両手がなく、

足も長さがバラバラで

小児喘息も持っていたという山田選手。

喘息の改善のために始めたという水泳、

本当は背泳ぎが大嫌いで

自由形の選手だったのに、

障害の階級が変わって

背泳ぎでしか出られなくなり、

独自の泳法を編み出したのだという。

そして2年前にお父様の死。

そんなに逞しくならなくてもいいのに

逞しくならざるを得なかったほど、

多くのものを乗り越えている14歳。

怠惰な私はただただ、頭が下がる。

 

インタビューで、

選手村で障害を持った多くの選手を

目にすることができ、考えが変わった

と語っていたという山田選手。

パラリンピックは選手自身にも

障害への気づきを与えるものなのだ。

 

私の娘も、さまざまな障害の人を目にし

彼らがいつなぜあんな障害を抱えたのか

見た目にはわからないどんな障害があるのか

そしてそんな障害を抱えていても、

こんなすごいことができるということ

それを毎日リアルに見る経験は

娘にとっても大きな価値がある。

 

保育園には海外の子やダウン症などの

障害を抱える子もいるけれど、

彼らとの出会いはとても重要だと思う。

 

私自身も、通っていた幼稚園で

外国人の先生が教えにきてくれる日や

擁護学級の児童と一緒に遊ぶ時間は

多様性との出会いの瞬間だった。

 

さまざまなものを学び、社会が広がり、

自分の頭の中で情報を定義して整理する過程で

女の子は髪を伸ばすもの

大人は涎なんか垂らさないもの

といった決めつけも生まれる。

その過程で、

「そうじゃなくてもいいのかもしれない」

「別の事情があるのかもしれない」

という可能性を残せるようになったら

彼女の人生はもっと温かく、強く、広くなる。

 

 

今日は1日デスクワーク。

原稿を2本入稿し、校了を1本。

そして校正戻しや企画などパラパラと。

ランチは朝、ビオセボンで

買っておいた低糖質お弁当。

これで時短と糖質コントロールが叶った!

 

 

夜、帰宅するとハガキが届いていて、

往復ハガキで応募したバッタ取りの

抽選落選のお知らせ!

往復ハガキで応募する区の幼児イベントは

大体当選するものだったのに、

ついにみんなここまで手を出し始めたのか!

 

週末は雨の予報。5歳児をいかがしたものか。

良い週末にしよう。