7月17日(木)

 

朝から初台へ。今日は電車移動。

なので駅からはてくてく歩く。10分と少し。

今日はとにかく暑い。

途中、ちょっと雰囲気のあるトンネルを潜る。

トンネルの名前が消されていて、何か気になる。

 

今日も素敵なおうちの取材に。

家の中にあるものがすべて、

愛されたものしかない。

どうしても連れて帰りたくて

連れて帰ってきてしまったというような

愛しくて愛しくてしょうがないものしかない。

そういう家はものが多くたって絶対素敵。

バランスとか計算とかじゃなくて、

家は、愛だけで作られていていい。

何をみてもキュンキュンする家って最高。

 

カメラマンさんが、なぜか同じ名前の

別のマンションに行ってしまい、

30分ほど遅れて到着。

その間にインタビューを済ませる。

 

撮影を終えて、

またジリジリと日差しを感じながら

10分ちょっとの道のりを歩き、

駅のホームで、思い出した。

…顔写真を撮り忘れた!!!

 

慌ててカメラマンさんに連絡すると

まだパーキングにいるという。

取材対象の方に連絡すると、

まだお時間大丈夫だという。

それでもう一度集合。

同じ道のりを今度は走って向かう。

汗びっしょり。

 

といろいろあったけれど、

無事本当に撮影を終えて、

また10分ちょっと歩いて駅へ。

脱水ダイエットしてしまった。

 

 

続いて市ヶ谷へ。今日は慣れない土地ばかり。

また駅から10分ちょっとのところ。

編集についてのインタビュー。

こちらも毎月勉強になり、

刺激になることばかり。

私も新しいことを常に仕掛けなくては。

 

このところいつも自転車だから、

今日は久しぶりによく歩いた。

iPhoneによると13317歩。

 

 

保育園帰り。空を見上げながら

いろんな雲があるよ、と娘。

すじ雲、うき雲、うろこ雲、飛行機雲。

娘はいつもママの方を見ているから

自然と空が目に入るんだろうなあ。

公園で少し、クラスのお友達と遊んで帰宅。

 

 

夜はおさるのジョージの映画版を観ていた。

遅い時間になってしまったけれど

ちょっと悲しいシーンを

集中して観ていたから

最後まで観させてあげた。

 

お風呂に入りながら

「だけど、黄色い帽子のおじさんは

どうしてあんなにジョージに怒ったの」

と聞く娘。

母「お仕事がうまくいかなくて、

 気分がむしゃくしゃしてるのに

 ジョージが全然わからなくて

 楽しそうにふざけていたのが

 耐えられなかったんじゃない?」

娘「だけどあんなに怒ることないじゃない」

母「そうだね。でも大人になっても

 自分の気持ちだけでいっぱいになって

 相手のこと思ってあげる余裕が

 なくなっちゃうことなんて

 しょっちゅうあるんだよね」

娘「そういう気持ちだったら、

 そういう気持ちだよってちゃんと言わなきゃ。

 おんなじ体じゃないんだから、

 気持ちだって言わなきゃわかんないでしょ。

 だから梨央はママに、ママ大好きって言うよ。

 …頭ぺったんこだけどさ(笑)」

 

シャンプーをしながら、

長い髪をお団子みたいにまとめて、

ぺたぺた遊びながら

照れ隠しみたいに髪の話になって

大切なお話は終わった。

 

素敵だなあ。見習わなくちゃ。

映画、最後まで観せてあげてよかった。

明日はちょっと寝不足になるかもしれないけど。

 

今日の午後の取材で、

今の小学生の読解力は、

10年前と比べても格段に下がっている、

という話を聞いた。

読書量が減り、動画やスマホで育って、

直感的なもので全てを処理しているから、と。

 

でも動画でも読書でも本物の人間関係でも

大事なのはちゃんと

心を使っているかどうか、だろう。

相手の心を我が事のように思い、

自分の心を俯瞰してみる、

思いを言語化する、

そういう習慣があれば、

きっと人生は大変な時も穏やかな時も

微細に輝いていくだろう、と思う。

彼女の心が闇に閉ざされることがないように。

いつも言葉が彼女と共にありますように。