6月25日(金)
朝のルーティンの一つに、断捨離がある。
毎朝3つ、何かを手放す。
本、衣類、雑貨、メルマガ、
スマホの中の写真データ、
使っていないアプリ、
いつかやるつもりでリストしていたタスク、
なんでも。
毎日3つ手放し続けるのは
結構多そうに見えるけれど、
まだまだ「からっぽ」にはならない、
どころか片付いた印象さえない。
私は毎日、いったいどれほどのものを
新たに持ち込んでいるんだろう?と呆れる。
が、とにかく朝一番にこれを行うことは
自分にとって洗顔や瞑想に近い清浄であり、
心を安定させ、自己肯定感を高めてくれる。
持ち込まないのが一番だけれど、
とにかくまずは手放すことだ。
何かをもったときよりも、
何かを手放したときのほうが、
自己肯定感が高まるというのは
一見矛盾しているようにも聞こえるが、
体感値として明確に感じる。
朝から原稿。コツコツと。
今日か月曜と言われていた締め切りは、
月曜でもいいけど月曜も別の締め切りが
あるしなあと思っていたら、編集部から、
明日校正さんに見せられるテーマが
他になさそうなのでなんとか是非、と連絡が来て、
真面目に捉えていたのは私だけかと
やや拍子抜けしつつも、
できる時は頑張ろうと取り組む。
とはいえ、夕方から取材。
結局原稿は3/4までしか辿り着かず。
「一部でもいいので」と言われていたので
素直にそこまで入稿。残りは明日に。
取材のテーマは香り。
気づけば今月ふたつめの香りテーマだ。
風の時代は、香りも大事になりそう。
五感にいっそう敏感でいたい時代。
保育園お迎えのために中座し、
それでも久々の延長保育。
コロナ禍で、延長保育可能時間が
25分短くなったし、夜食も出なくなった。
それどころか最近皆さん
本当に在宅勤務を徹底されているのか、
18時15分の基準時間にお迎えに着いても
娘はたいてい最後の一人だ。
お稽古事の日はお休みしたり
早く帰ったりする子もいる。
皆さんの家はいったいどんな優雅な
ライフスタイルなのだろう。
とはいえ私もずいぶん優雅になった。
かつては、電車に乗って帰れるなんて
あるいは仕事後に飲み会に合流できるなんて
月一度の校了後のご褒美みたいに思っていたが
今や夜7時から始まる会食や勉強会さえ
そんな遅い時間に始まって
みんなお風呂いつ入るの?と
疑問に思ってしまうくらい。
1日6時間くらい労働時間が減った気がする。
なんだそりゃ。
保育園では今日交通指導があった。
数日前から「本物のお巡りさんが
来るんだよ」と楽しみにしていた娘。
娘は交通ルールにうるさくて、
歩道を自電車で走っていると
「青い看板に自転車のマークが
書いていないところは
自転車で走っちゃダメなんだよ」
と注意されたりする。
その講習のご褒美にミニタオルが配られた。
ピンクのチェックの。
勝手な想像だが、きっと男子には
ブルーのチェックだったんじゃないかと思う。
使うか使わないかは自由だし、
貰いものに文句を言うのもアレだけど
貰いものって、要するに
「社会から期待されている自分像」とも言えるし
そういう刷り込みが溜まっていくんだよなあ。
家に帰ると、注文していた
「カラーモンスター」が届いていた。
友人のSNSで見て、気になっていた絵本。
娘が自分の心を捉えるのに
役立つといいな。
ピンクじゃなくていいんだよ。
夜は「今夜はこれを見るよ」と
夫から予告されていた、
Netflix映画の「グッドオンペーパー」という
コメディを見た。
まあなんと言うことのない作品だったけど
笑顔が屈託なくて、まっすぐで、憎めない人を
1日の終わりに観るのはヘルシーだ。
そこから少し原稿を書いたけれど、
どうせ今日の入稿時間は過ぎているし
残りはまた明日。
寝る前に娘、
「本当は今日までだったんだけど、
保育園に水着のセットが必要なの。
先生に月曜日に持ってきますって言ったよ。
お着替えできるスカートになったタオル
家にないよね?」
そうだ!忘れていた!
冷蔵庫にそのプリントを貼っていたのに
手帳に転載していなかったので抜けていた。
週末に巻きタオルを作らなくっては。
でも娘が自分で報告できるようになったことは
ちょっと頼もしく嬉しい成長だ。
良い週末を。

