アルソアで季刊発行しているマガジン

ARSOA Aiの夏号が届きました。

今号は連載ウェルネススクールのみ担当。

夏バテしない力強い体づくりのための

食材や食べ方をご紹介しています。

オンラインでもご覧いただけるのでぜひ★

 

 

6月3日(水)

朝のB-lifeは背中&二の腕プログラムでスタート。

娘はパパに起こされた朝。

毎朝パパに人見知りし、夜寝る頃ようやく懐く、

を毎日繰り返す娘は、絶不機嫌で始まる。

保育園行きたくない、つまんない。とぐずる。

しかし私は今日ひと言も会話できないくらいの

タスクを抱えている。

昨日だって娘を一日散歩にも行かず

監禁していたのに、2日は無理だ。

 

行く途中で

緑お店(ファミマ)に行ってあげるから。

自転車のうしろで

電話(YOU TUBE)見てていいから。

というダメな誘導でなんとか連れ出す。

これ以上遅くなると、娘が唯一楽しみにしている

お散歩に連れて行ってもらえなくなる。

保育園に着いても粘って母の手を放さない。

「新しい蝶々のTシャツみんなに見せよう?

 三つ編みのヘアゴムみんなに見せよう?

 今日誰来てるかな?」

と保育園への興味関心喚起を促してもダメ。

「ママお仕事頑張ったら、

美味しいものいっぱい食べられるかもよ!

おっきなおうちに住めるかもよ!

ベルのドレスも買えるかもよ!

すべては今にかかってるよ!」

とママを解放することによる

メリットを示唆してもダメ。

結局やや無理やり引き剥がして預けてくる。

 

帰ってひたすらデスクワーク。

校正を何本か回したり戻したりし、

取材質問票を送り、原稿を何本か入稿して、

あっという間に夕方。

結局今日締め切りの原稿を1本とりこぼしている。

 

夕方、例によって早めのお迎えタイム。

「あの後は普通にみんなと遊んでましたよ」

と先生。

「あのね、ママに見せたいものがあるの」と

手作りの封筒に入ったお手紙を見せてくれた。

一緒にいない間も、

ママのこと考えていてくれてありがとう。

 

帰り道、突然

「梨央ちゃん、赤ちゃんの時も

 どうやって話すか知ってたんだけど

 梨央ちゃんの持ってる

 お人形の赤ちゃんみたいに

 お口がくっついてたから

 バブバブしか動かなかったの」

と、話せなかった言い訳を始めた。

言いたいことがあったんだろうな。当時。

 

昨夜、東京アラートが発令された。

発令されたからと言って

何がどうなるわけでもない。

とりあえず保育園は稼働してくれそうだ。

ただ、ちょうど父から連絡があり、兄の提案で

県外への移動も19日には解除されるから、

20日か21日に母の一周忌の墓参りをしないか、

母も喜ぶから、と誘われた。

どうせ一周忌当日は過ぎてしまっているし、

今、そこまで急いで行く必要があるだろうか。

私はまだあの長距離バスに娘とともに数時間

籠る気にはなれない。

でもそれは私の感覚の問題で、

もともとコロナ対策を軽んじている感があり、

両親と過ごす時間を重視している兄、

ひとり暮らしで寂しい兄や父と

その感覚を共有するのは難しい。

でも、東京アラートを言い訳に、

延期を申し出ることができた。

みんなそんなふうに、

東京アラートを使っているのかもしれない。

 

さあ。明日もまだまだ締め切りの旅は続く。

東京アラートが

保育園の行動を変えませんように…。