今日の25ansからのウェブ転載は、

4月号花企画より、在原業平の一首

これは私がおそらく中学の授業で習って

好きな男の子のことばかり考えてしまう

自分になぞらえ、だよね、だよねと

うなづいていたという

正真正銘の中二病時代のアーカイブです。

体育の授業が男子と女子が

同じ体育館だっただけで

ずっと目で追って

見失うと慌てるような甘酸っぱさ。

 

 

 

 

4月13日(月)

だんだん曜日の感覚がなくなってきたが

まだ月曜日だった。一日じゅう雨の予報。

 

朝は、昨晩テレビでやっていた

実写版シンデレラの録画を見せて過ごす。

私は横でコピーを書きながら。

シンデレラが本当に素敵な子で、

観ていて実に気持ちよかった。

 

 

 

世界のコロナ死者は11万人を超えたそうで、

確か昨日は10万人を超えたと言っていたのに。

でも死者数は、医療崩壊の抑制に繋がるのかと、

問題は感染者数でも死者数でもなく

重篤患者数なのだろうなと、

そんなことを考えるのは地獄だ。

まあいずれにしても

私の取るべき対策は変わらないが。

 

こんなときに、日本では地震が頻発して、

アメリカでは竜巻が猛威をふるう。

つい先月まで、流行語みたいに

人生百年時代、百年時代と連呼していたのに

死がこんなに目の前にあることを知って驚く。

「永遠に生きるかのように学べ、

 明日死ぬかのように生きろ」である。

本当に冗談じゃなくどっちにもなり得る。

 

さて気分を改めコピーに取り組む。

秋発売の新製品。

コロナのずっと前から

研究開発されてきた品だ。

秋、この世の中はどうなっているのだろう。

私たちはどんな気分で、

どんな状況で過ごしているのだろう。

仮に平穏を取り戻していたとして

コロナ前と同じ価値観に

戻っていることはもうないだろう。

未来の私たちを想像する。希望的に。

 

ひと段落して、別の原稿に取り掛かる。

こちらはコロナ関連。

また現実がやってくる。

 

夕方からオンラインミーティング。

三人の会議で、なんだか人が

集まった気分で嬉しくなる。

人の気配って大事だ。

 

晩御飯を食べてからふたたび原稿へ。

今日はパパが娘をお風呂に入れてくれて

楽しそうできゃあきゃあはしゃぐ声がする。

私は夜半に原稿を終え、

今日はソファでママと寝たい、

という娘とともに、寝苦しく楽しい、

お泊まり会みたいな夜で一日を終える。