週末発売の雑誌シリーズ、こちらはELLE5月号。

今月号は「東京で遊ぼう」に

「旅のワードローブ」…

今は叶わないけれど、夢想しながら

大好きな東京や地球がまた元気になるために

手洗いうがい咳エチケットに心掛け

できるだけ自宅で過ごしましょう!

 

 

 

私自身は連載「Women in Society」を。

今月のテーマは

「デザインの力で地方の魅力を引き出す」

女性たち。

岡山で食と暮らしのデザイン事務所「Air.+」を

運営する、赤松陽子さんと、

アドビでワークショッププログラム

「Design Jimoto」を立ち上げた武井史織さん。

 

このお二人は今回

「デザイン」×「地方創生」という

キーワードでご紹介していますが、

自分の得意とするスキルが、今の社会課題に

どう活かせるか?と考えてみると、

面白いアイデアが生まれると思います。

 

今回のコロナ問題でも、

「お笑い」×「コロナ」/「野菜」×「コロナ」

「経理」×「コロナ」/「スポーツ」×「コロナ」

なんでもいいけれど、あーあと思うよりも

掛け算で何ができるかな、と思ったら

自分の能力も伸ばしたり

広げたりできるかもしれない。

新しい出会いがあるかもしれない。

思いがけず自分が社会貢献できるかもしれない。

コロナのおかげで、と

後で言っているかもしれない。

と思えるように、頑張りましょうみんなで!

 

 

3月29日(日)

引き続き引きこもり要請の週末。

夏に毎年開催される日本一の同窓会も

中止決定のお知らせが届いた。しょうがない。

今週の遠出の取材も中止のお知らせが。

もう本当にお仕事なくなっちゃうかも、

と思いながらテレビを見ていると

「国産肉券・魚券の配布を検討」なんて

文字を見てしまい、マリーアントワネットが

言ったとか言わないとかされている名言

「パンがなければ

 ケーキを食べればいいじゃない?」

的な気分に。

こちとら近々、もやしにマヨネーズで

命を繋ぎかねないというのに!!知らんけど。

 

 

幸いにも外は季節外れの雪、

出かけようなんて思えない。

急ぎの原稿の取材ノートが見当たらなくて

しつこく探しつつ、娘とひたすら遊ぶ。

絵本を読んだり。塗り絵をしたり。

兜を作ったり。

動物達を観客にして、お遊戯会を開いたり。

「ママは、ほらドレス着てるし、

プリンセスがやりたいでしょ?

では、プリンセスになっていただきます!」

謙譲語を使っているのを聞くと

本当に母語習得のプロセスは神秘だと思う。

 

謙譲語など教えたことはない。

あんまり何も教えたことはない。

娘は「死ぬ」を「死む」という。

「キャッチ」を「チャッキ」という。

ホラー映画の主人公かと思ってしまう。

「トッピング」を「トックンビ」という。

韓国料理か何かと思ってしまう。

しかし、全部耳で覚えているのだと感動する。

 

ところで「死む」についてはググると

割と幼児あるあるだそうで、その理由に、

ナ行五段活用動詞は現在ほぼ使われない「往ぬ」

(なお香川では普通に使う。早よ往ね!とか。)

と「死ぬ」くらいしかないらしい。

それで「飲む」「噛む」などと同じ

マ行五段活用動詞だと脳が判断するのだろう、と。

 

 

娘と一緒に、パンケーキを焼いたり、

オムレツを作ったり。

卵を割るのは娘の得意分野。

この間「すイエんサー」か何かのテレビで

彼女は片手で卵を割る技を習得した。

私よりうまい。

そんな訳で、外出自粛要請の弊害は

体重増加に現れている。屋内運動せねば。

 

 

夜、最後の意地で、「校了済み発売中媒体」の

資料ボックスの中に

ようやく探していたノートを見つけ出した。

明日は頑張ろう。残されたお仕事に感謝して。