週末発売の雑誌のご紹介の続き。

28日、Richesseも発売中です。

今月はスポーツ特集で、

カヌーの五輪メダリスト羽根田卓也選手と、

パラトライアスロン選手、宇田秀生選手という

心身ともにイケメンすぎるアスリートふたりを

インタビューさせていただきました!

そしていつもの書評連載は

「自己啓発本」というテーマ。

こんな時期だからこそ、

体を鍛え、自己を啓発し、

しなやかでたくましいメンタルと体を

整えたいですね!

引き続き外出自粛要請が出ていますが、

今日の今日には届かないかもしれないけれど

オンラインでも購入可能です。

どのみち平日もできるだけ在宅仕事&

夜の外出を控える要請が出ていますから、

リシェスで心にご馳走を。

 

 

 

 

3月28日(土)

朝ヨガで体を整えていたら娘が起きてくる。

いつも中断。しょうがない。

いつか、シャバーサナを10分くらいできるくらい

自分の時間が手に入ったらなぁと夢想。

 

こそこそと、メールの返事とか請求書とか

いつでも集中から脱出できる種類の

デスクワークを。

新しいお仕事の打ち合わせを火曜に

予定していたが、出勤禁止とのことで

お仕事自体が保留になってしまった。

スタッフの皆さんに急いで声をかけていたので

心苦しいが、しょうがない。待とう。

一昨日から探している取材ノートが

どうしても見つからず、

ついにテープ起こしをしようかと心を決めつつ

往生際悪く、ぐずぐず探し続ける。

 

晴れた暖かい日だが、在宅要請で引きこもり。

夫と映画「THE HELP」を観る。

1960年代、ミシシッピ州の若い女性が、

黒人メイドたちの実情を伝える本を書くお話。

語れば職を失い、あるいは投獄されるリスクに

そして何も変わるわけがないという諦めもあり

硬く口と心を閉ざしていたメイド達が、

次第に語り始める。

語ることで彼女達は自分を承認し、

自信を持ち、行動を変えていく。

 

 

 

日頃インタビュアーとして活動している私には

その変化に我がことのように胸が熱くなり、

先日登録したオンライン1on1サービスの

yellで話し合った「聴く」ことの重要性についても

改めて考えさせられ、とても興味深い作品だった。

 

私は日頃、

原稿を書いて、それを読者に読んでもらうために

人に話を聞いているけれど、

語ることが「発言者の心」に起こる何かを思って

その一番いい場を提供するように話を聞きたい。

 

語る・聴く・書く・読むが連なって

私はその中で聞き手と書き手を担うが、

そのプロセスに関わるそれぞれの人の

経験と心で、支え合って補い合って、

魂から魂へと、届くようにと、祈る。

 

 

娘にはコロナウィルスで病気になるから

外に出られないんだよ、と話していて

義姉や義母と電話でもそんな会話をしたので

公園に行きたいと言い出したりもしなかった。

夫が宅急便を出す用事があり、

娘を連れて一度、近所へ外出。

娘は想定外にお散歩ができ、

パパもママものんびりしているので

終始ご機嫌で、自作の鼻歌が止まらない。

 

 

夜、安倍首相の緊急会見というメールが。

ドキドキしながら番組を待つ。

玉音放送を聞くような気分。

が、特段新しいメッセージはなく、

良くも悪くも肩透かし。

 

東京は今日も60名以上の感染者が出たよう。

私も早晩罹患するのであろうが、

できるだけその時期が遅く、

医療制度が整い、みんなも免疫を持ち、

できれば治療薬が出てから、かかりますようにと

手洗いうがいを熱心に行う。

(誰も言ってないが鼻うがいも

絶対大事だと思うので頻度を上げている)

 

そして万が一、先にかかってしまったら、

(もしくは今すでに元気に罹患していたら)

潜伏期間中にできるだけ、

家族や仕事相手の方にうつすことのないように、

朝晩検温し、体調をチェックし、

洗面台のタオルをしょっちゅう交換し、

そして軽症で乗り越えるように、

栄養と睡眠と心穏やかな日々を心がける。

今の私にできるのはその程度である。