少し前の公開になりますが、
25ansのチャリティ特集で取材させていただいた
がウェブでも
お読みいただけるようになっていました!
とにかく明るくて、ポジティブで、ハッピーな方。
ちっちゃい頃からスポーツ万能で
頭も良くてイケメンで友達も多くて、
それはそれは勝ち組人生を
送ってきていたでしょうに
(ご本人は「何でも持っている兄」と
比べて勝てないので、我が道を行くキャラに
なったと言っていたけれど。
一体どんなお兄さんなんだ!!!!!!)
結婚した5日後に事故で腕をなくすなんて。
そこからの頭と心の切り替えの
逞しさたるや、想像を絶します。
その結果、相変わらずどころか
今や世界にチャレンジする勝ち組!
神様は、乗り越えられる人にしか
苦難を与えないというけれど
年間2万人自殺者の出る日本で、
私はその言葉をうまく受け入れられません。
乗り越えられない苦難はたくさんある。
でも宇田さんは、まさに乗り越えられる人。
そんな苦難すら、ハッピーに転換してしまって、
ご自身の言う「都合のいいフィルター」で
ネガティブをさっと消し去って
軽やかに前に進んでしまえるパワー。
本当は、絶対人には言わない、
もしかしたら家族にも、自分にさえ言わない
辛い、苦しい、悔しい、情けないこと、
いっぱいあるのかもしれないけれど、、、、
本当に太陽みたいな人でした。
2月19日(水)
今朝もやっぱり、保育園に行きたくない、
ママといたい、から始まる朝。
もしも本当に辛いことが起きていて
言い出せないのだったらどうしよう、と
少し心によぎるけれど、送りだす。
最近元気が出ないので、
帰り道、ビオセボンで、
元気の出るサプリを買う。
ハッピーマインドというサプリだが
ビタミンD3と書いてある。
ビタミンD3は体内カルシウム濃度の調整をし、
セロトニンやドーパミン、
記憶力を司るアセチルコリンなどの
代謝に影響するのだとか。
効くのかしら。藁をもすがる。
さて原稿。まずは午前締め切りの1本。
ずいぶん前に取材した内容だが、
記憶が蘇ってウキウキする。
お昼を挟んでもう1本。
こちらも去年の秋に取材した話だ。
もう一度この物語に浸れることが嬉しい。
が、時間がない。
2本目を納品したころ、1本目の修正の
依頼が来て、対応し終えた頃、
昨日納品した別の原稿の校正も戻って、
またそちらを修正して。
疲れたので朗読を1本。
やはり泣いてしまう。この作品を、
人前で泣かずに読めるようになるのは、
いつになることやら。
ようやく、昨日から引き延ばしていた
原稿に取り掛かる。難しい書評。
如何様にも解釈できる作品は、私の誘導のために
人の読み方の可能性が制約されるのは
本意ではないし、かと言って
投げっぱなしでは書評にならない。
こんなふうに読むのもまた面白いですよ、と
ちょっとした楽しみ方の提案をしたい。
親子丼に、山葵と柚子胡椒を添えて
「これつけて食べてもまた美味しいですよ」
というように。
なんとかかんとか終了。
そうこうする間に、鏡が届いた。
少し前に君島十和子さんへの取材で刺激されて
鏡は「多面鏡」「拡大鏡」
「女優ライト」必須だな、と
多機能ミラーを導入したのだが、
それがプラスティックでどうも景観を損なうし、
指紋がつきやすくて、かつ取れにくい。
さらに首の安定が悪く、
ちょうどいい斜め角度で安定してくれない。
相性が悪く、ストレスを抱えていた。
というわけで初心に戻り、全ての機能を手放して、
ヴィンテージ風ながらシンプルな、
眺めて機嫌の良くなるミラーに
リプレイスしたのだ。
私は徹底的に右脳人間なのだから、しょうがない。
さてお迎え。
やっぱり帰りはご機嫌で、
お友達ときゃあきゃあ走る。
保育園の前は、その時間帯、
保育園のお迎えを急ぐ自転車も多く
危険いっぱい。神経をすり減らす一方で、
でも元気に出てきたことに少し安堵する。
きっと朝の「保育園行きたくない」は
ママへの甘えだったんだろうな、と
思うことにする。
少し前からバスルームのタオル掛けが
取れていて、修理の人への依頼が滞っている。
帰ってきて手洗いをし、娘が
「タオル掛け、なくなったままだね。
でも、ママは腕が回らないんでしょ?」
ん? ああ、そう、惜しい!
確かに私は言ったのだ。
「連絡したいんだけど、手が回らなくて」と。
電話1本も五十肩には力仕事である。



