12月31日(火)

2019が暮れる。

引き続き、嵐の雪山のロッジの風情にて。

午前中は今日も娘と明徳公園へ。

今日は山側の遊歩道から入ってみる。

数日前この辺りで狸を見たし、

「スズメバチに注意」などの看板もあって

ちょっとドキドキ。

ここで開発したいくつかの遊びを

娘と、繰り返し繰り返し。

 

お蕎麦を茹でるよ、と

義姉からメッセージが来て、

帰りたくなくて、結局拗ねる。

 

ぎゅーっとだっこをして帰る。

私がしてもらいたかったように、ぎゅーっと。

3歳になっても、乳児のような甘い匂いがする。

梨央ちゃんいい匂い、と言ったら

「ママがいい匂いだから、

 梨央ちゃんがいい匂いになっちゃうんだよー」

とニコニコしながら言うので、

またぎゅーっとしてしまう。

 

年越し蕎麦を食べ、お墓参りに。突風。

じぃちゃん!梨央ちゃんだよ!と

娘がお墓に向かって大きな声で

挨拶をして、今年を締める。

 

夕方はますますのんびり。

テレビドラマを見たり、

娘とアナ雪ごっこをしたり。

アナ雪ごっこが長くて長くて、

同じシーンを何度もやるし、

少しでも台詞を間違うと怒るので大変。

台本が欲しい。

 

娘が生まれてから、年末年始が

徹底的に保守的になった。

幼い娘と、老いた親とを、つなぐ時間。

 

確か娘の生まれる前年は、

トライアスロン仲間と初日の出を仰いだし、

その前の年はサザンの年越しライブ、

多分その前は明治神宮に年越し参り。

もっと振り返ると、

仲間とワイワイの大晦日もあったし、

ブルーノート東京で越したこともあった、

リゾート地で新年を迎えたことも。

中学生の頃は毎年、

お寺のお友達の家で除夜の鐘をついていた。

懐かしい。自分のことばかり考えて、

身軽だったなあ。あの頃は。

まあそのうち、親も旅立ち、娘も離れ、

小さな単位に戻っていくのだろう。

 

さて、2019を振り返ると

最も大きな変化は母の死だ。

ずっと母のこと、命のこと、昔のことを

考えている一年だった。

他には、この毎日ブログを始めたこと、

瞑想のティーチャープログラムに参加し、

新しい軸を得たこと、

朗読と出会い、新しい楽しみを得たこと、

ラグゼの板倉さんと出会い、髪を切って

新しい自分と出会えたことが、

やや大きな変化かもしれない。

仕事においては、

ちょっと保守的だったように思う。

2020はもっと積極的なチャレンジをしたい。

 

時間を大切に。

詰め込むのでなく、

価値ある時間を過ごそう。

心の使い方、頭の使い方、

自分の使い方、

ともに過ごす人、場所を、

輝く未来につながる選択ができるように。

 

新年はリセットのチャンス。

新しい自分を生きよう。