12月4日(水)

朝は保育園の後調布へ。

月に2回の朗読教室。

最初の発声練習、

「皆さんが家で毎日やっていないことは

 知っているけれど(笑)

 月2回やるだけでも、

 日々の声の出方が全然違うんですよ!」

と励ましてくれる。

 

皆さんの朗読を聞いていても

そのアドバイスを聞いていても

本当に勉強になる。

文字に表現されなかった、

人物に隠れた背景を読み取って

声で表現するのが朗読、と先生。

著者が打った句読点は、

字を追って読む人のための句読点。

朗読では耳で聴く人のための句読点を

自分で打ち直さなくてはいけない。

朗読本当に楽しい。

書くことで表現しきれなかったものを

読むことで表現できるようになるなんて。

 

終わって銀座へ向かう。

渋谷で乗り換え、ヒカリエの

冬のキャンペーンコピーに引っかかってしまう。

ううむ。

「贈りたい」で乙女ということは

きっと異性へのギフトを

想定しているのだろうが、

そうだとすると

「欲しいもの」の少女との

売り場が飛びすぎるし、

少女と乙女の意味するものの

境目が曖昧で響かないなあ。

私自身が、贈り物といえば

家族か仕事相手ばかりで

いずれも乙女からは程遠いせいか。

また少し進むとメインコピーが。

「自分がワクワクしなくっちゃ、

 誰かをドキドキさせられない。」

これまた、買う人の「ワクワク」と、

もらう人の「ドキドキ」の

ワードのイメージの境目が曖昧で、

短いコピーの中に、これまた

イメージするシーンが飛びすぎて

共感しづらいよなぁ。

と思ってしまうのは私だけかしら。

クライアントから、

「ギフト購入層に、

 買う喜びを喚起させるコピーを」

みたいなオーダーがあったのだろうか。

他人のコピーで勝手に反省会。

年末ギフトのコピーはこの間私も書いたが、

買い手が想定するのが

貰い手のライフスタイルだったりするし、

それなのに、ギフトという大括りの場合

買い手も貰い手も老若男女バラバラだから、

案外厄介なのだ。

 

さて銀座へ。

長らく休ませていた腕時計を

復活させようとエルメスへ。

しかし電池切れかと思っていたら修理が必要で、

ベルト交換もしたいと思ったら

10万円を超えてしまう。

とわかり、一旦保留に。

 

とりあえずランチ。

お魚、家で食べられないので、

外ではできる限りお魚を食べる。満足。

そのままカフェに移動して原稿。

滑り込みで1本入稿して京橋へ。

 

薬事法のセミナー。

薬機法、景表法、粧工連ガイドラインなどなどの

今年1年の改正や来年初頭の改正見込みの

内容を学ぶ。1時間半早口でモリモリに。

そこそこ値の張る講座だが、その価値はある。

結構大事なことが、結構変わっていて、

これはみんな追いつけないであろうな…。

クライアントの皆さんにシェアしていこう。

 

少し遅れて保育園に到着。

今日は生協の日だったので、

食材を搬入し、洗濯に

お漏らしした娘の服の処理に

朝の食器洗いからの料理、

掃除機かけてなんだかんだで、

1時間全力ハードワーク。

おかげでお風呂には早く入れられたが

そのせいで機嫌良くなってなかなか

寝てくれず、いつもより遅い寝落ち。

そして料理は今日は多すぎて不評。

なかなかうまくいかないが、

私なりに頑張って行こう。