連休を喜べる人になりたいのですがついつい

はぁ、貴重な営業日がまた1日喰われる!と思ってしまう

貧乏性な吉野です。来月の頭の三連休の影響もあって

今月も猛烈にバタバタしております。どうしたものか・・・

もう月刊誌の仕事やめようかと思います(嘘)

 

そんな折ですが今月も、やっぱり大好きな月刊誌のお仕事。

GINGER11月号が発売中です。

今月は「女と靴のいい関係」という巻頭特集のなかで

「女の人生は、フェラガモとともに」

というAll Aboutフェラガモな4P企画を担当しました。

お盆の最中に、フェラガモのことをたくさん勉強しました笑。

今やコンサバ(もっかい巡って新しい存在となっていますが)の代表のように

思われがちですが、実は本当に先鋭的なブランドであったこと、

時代の波、不運や不況の中で、決してコツコツと寡黙な職人ではなく、

アイデアと頭脳で勝ち抜いてきたブランドだったことがよくわかりました。

シャネルとかもそうですが、今コンサバと思われがちなブランド、

創業者が見たら「何気取って着てやがんでぇ!」と思うか「ぷぷ」とほくそ笑むか

なんだか面白いものです。

今それらを身につける私たちも「おシャネルですわ!」「フェラガモ様ですわ!」と

ブランド力の威を借る狐にならず、

そのブランドを作った人の、そのブランドが背負ってきた

ユニークさとかフロンティア精神とかユーモアとか、

そういうののほうにあやかりたい気がしますね。

名前やロゴが象徴として残るのは、そこに深い魂があるからだ、と。

 

そして、予備校の時に小論文の授業で、なんの課題だったか忘れたけれど

今や保守的とさえ思われそうな、浄土真宗や法華経、曹洞宗などの宗派も、

鎌倉時代にはとても亜流な信仰宗教だった、みたいな小論文を書いて、

なんだかその時の講師の先生にえらく気に入っていただいて

この件を語り合った記憶があります。

最初に道を切り開く人の強さ、遊び心、リスクを取る覚悟、

いろんなことを考えます。

 

話はフェラガモに戻って、そう、テーマはまさに、靴。

「お前がその一歩になれ」

と言ったのは誰の父だったか。忘れましたが、

前人未到の新しい一歩を踏み出すとき、フェラガモに後押ししてもらう、というのも

いいかも知れません。

 

ではどうぞお楽しみくださいませ。