9月に入って、というか昨日から突然、秋ですね。
今年の夏は雨も多かったし、何だか夏らしいことできなかったなぁ。
娘のプール体験もまだ実現せず。水着は今年も買ったのにな。
ありがたい興味深いお仕事が多くって、なかなかおやすみできないです。
そんなありがたいお仕事のひとつ。
8月18日に発売のDreamNavi。
主に中学受験をする世代のお子さんたちに向けた教育情報誌です。
子供を育てるというのは、育てるなんていうのはおこがましい言葉だけれど
小さい命をサポートして生きていくというのはなかなか責任重大で、
こちらの価値観を、無意識のうちにどんどん押し付けていやしないか。
いや、押し付けているに決まっている。
人は他人の価値観とぶつかりあうことでしか
自分の価値観を育むことはできないと思うし、
だから違う価値観を押し付けられることもまた
価値観の形成の大事なステップだと思うけれど、
でも自分自身の経験からして親の価値観の影響というのはあまりに大きいので、
やっぱりとても慎重になります。
私の場合は母がクリスチャンで、当然私も日曜学校に通っていたので、
母が言うことと、牧師先生が言うことが同じだし、
学校の先生の言うことも大方同じだから、
それが唯一絶対の真実でありそこに自分を当てはめなくてはいけないと
思い込んでしまっていた。
(まぁ同じ状況にあっても思い込まない子もいるから、コレも私だけれど。
同じ日曜学校に「ルツ」ちゃんなんていう名の、
まぁ完全なクリスチャンの子がいたけれど
教会で平気で「先生のバカ〜!」「死んじまえ〜」なんて笑いながら言っていて
私はえー!まずいよ!地獄に落ちるよ!といつもドキドキしていました)
価値観が多様だと教えることもまた価値観の押し付けだしね。
考えたってしょうがないけど(笑)恐怖政治だけはやりたくないと思う。切に。
で、この雑誌で私が担当させていただいたのは
「AI時代に活躍する力を育む」という企画のなかで
「2030年、AIロボットが人間の仕事を奪う?」
というここ数年毎日ずっとホットなテーマで、
野村総研の寺田研究員に6Pに渡るインタビューをいたしました。
なかなか面白い大特集なので、ぜひ読んで〜。
私たち大人も、まだなんだかんだ50年くらい生きちゃうからね!
AI時代をどう生きるか?というかまだ見ぬ時代をどう生きるか。
過去の経験は力にもなるけれど足かせにもなる。
柔軟に生きていかなくては。
特集以外にも、モノの伝え方とか食事とか、
人間が健やかに育つために大切なこと、の考え方がたくさん出ていて、
小学生のお子さんじゃなくてもっとちっちゃくても読む価値ありです。
私も子供の頃、もっといろんな体験して、もっといろんな人に会って、
もっと多様な価値観を体験したかったなぁ、なんて思うけれど、
まぁそれでも、父の転勤の都合で幼稚園も小学校も3つ行ったし、
やりたいお稽古は頼めば全部やらせてくれたから、
週に7個くらいお稽古事したりして、
そこそこ自由にやらせてもらったほうなんだろうな。
小さな人に与える影響の重さに、日々ドキドキしています。
