いよいよ、実りの秋。果実も麦も実るから、お酒のおいしい季節!?
このところお酒イベントが目白押しでした。


■8月30日には、六本木ヒルズカフェで3日間だけオープンした
「サカパ モヒート ラウンジ」のプレスプレビューへ。

普段ほとんどビールかワインしか飲まない私は、他のアルコールに疎いのですが、
ここで少しお勉強しておきましょう。

サカパモヒートとは、ロンサカパで作ったモヒート。

$吉野ユリ子のHappyのおすそ分け

モヒートはいうまでもなくラムをライムやミントとともに楽しむカクテル。
ではロンサカパとは?
海抜2300m、グアテマラで生まれたロンサカパ。雲より高い場所で熟成されたラム。
とあります。
熱帯の強い日差しと火山灰の土壌で育ったサトウキビの一番搾り
「バージンシュガーケインハニー」を使って蒸留、
空気の冷えた高地へ運び、ゆっくりと熟成させるのだそう。
豊かな香りと深い味わいが特徴。
このイベントではモヒートが用意されましたが、
ストレートやロックもおすすめとのこと。

尚、イベントは終わってしまったけれど、
六本木界隈ではこの辺のお店でロンサカパが楽しめるそうです。



■9月2日には、高校の先輩が輸入代理店をしているリケールの会に。
なぜか一路山梨まで。果実の産地で果実のお酒を楽しもう、という企画でした。

リケール、ってほとんどの方が聞いたこともないと思いますが、
ドイツ語でリキュールのことです。
リキュールは、蒸留酒に果物やハーブを加えて作った混成酒。
お菓子の材料のイメージが強いかもしれませんが、これ、飲んでもおいしいのです。

今回賞味したマリエンホーフ社のリケールは、
ドイツ・ファルツ地方の高品質のリースリングを主体にしたブランデーをベースに、
花や果物を湯せん蒸留して組み合わせたもの。
香料や着色料を使わず、白砂糖やカラメルも使わないため、
ピュアでクリアな色、ナチュラルで引き締まった味が特徴です。

$吉野ユリ子のHappyのおすそ分け

とにかく、色がきれい!
液体の宝石、と呼ばれ、かつては媚薬であり薬用酒でもあったというリケール。
今回味わった6本にもそれぞれ特徴があります。
マルメロ:咳止めやのど薬としても使われたもの。黒ビールと割るのが合う。
ヴィオラ:スミレ色が美しい。ゼリーやソーダ割りにおすすめ。
ブラッドオレンジ:すっきりした甘酸っぱさが特徴。ソーダ割りや、チーズケーキにかけても。
ピーチ:甘すっぱい味わい。
紅茶:茶葉の渋みやタンニンが特徴。ビターチョコのお供に、お湯割りに。
アップルシナモン:その名の通りシナモンの香りとリンゴの味わい。
          温めてクリームを浮かべて飲むとおいしいそう!

私たちはどれもこれもストレートで飲みましたが(笑)
本当にすっきりと飲みやすい。
色もボトルも美しいので、贈り物にもおすすめです。
リリー・リケールもあったので、自分にはこれを欲しいなぁ。
こちらのお店で購入可能とのこと。


■そしてもうひとつ!9月6日には、
これまた高校の先輩が主催する六本木ヒルズアリーナでのイベント
「ベルギービールウィークエンド2102」へ。
(ちなみに私の出身校は酒造専科学校でも何でもないのですが…)
こちらは本日20時までやっています!
年に1回開催、名古屋、大阪と来て東京の最終日が本日。

日頃は日本やアメリカのビールを飲むことが多いけれど、
ベルギーは国民一人あたりのビール消費量が日本の2倍近いというビール王国なのだそう。
四国の1.5倍ほどの国土に約1,000万人が住む国で、800種類以上のビール銘柄があるそう!
そして、ドライな喉ごしだけでなく、ゆっくり味わうビールが多く揃います。
クリーミーな泡立ち、色や香りを楽しむものなど、
特に秋から冬にかけて飲むにはぴったり!

今回で13回目を迎えるこのイベント、今年は300種以上のビールが揃いました。
ベルギーの人気バンドによるライブパフォーマンスなどもあり、
私が訪れたのは小雨の降る平日の18時であったにも関わらず(!)大盛況。
$吉野ユリ子のHappyのおすそ分け

今日も昼からやっています、午後の日差しのなかで楽しむのもよし、
夜の雰囲気を楽しむのも素敵です!

本日のステージ、残りは
15:30~ YURI HONING ACCOUSTIC QUARTET
17:45~ MARKA
のライブがあるそうです。


飲んだくれ放浪記でした!