働けて、食べられて、ちやほやされたら、
こんないいことはない。
こんないいことはない。
今日の朝日新聞の夕刊「人生の贈りもの」より。
これを語ったのは吉原芸者のみな子さん。なんと88歳にして現役。
今の暮らしはどうですか、という質問に答えたもの。
人生の喜びって、生きる意味って、結局これじゃないでしょうか。
「ちやほやされる」っていうのは、いろんなふうにとれると思います。
本当にみんなに可愛い可愛いと言われて、
もてはやされることばかりではないでしょう。
広い意味で、人から必要とされるということではないでしょうか。
そのためには、どう過ごすか。
いい仕事をして、
同僚やクライアントが「あなたの力を借りたい!」と切望すること。
あなたならではの能力や個性に気づき、それを大切にすること。
人が敬遠したり軽視するような仕事を率先してできること。
いつも笑顔で、気持ちのよい声で話して、
いるだけで周囲が幸せに満ちること。
身だしなみに気を遣って、あなたがいることで場が洗練されること。
いつも最新の情報やユニークな話題をふりまけること。
「ちやほやされ方」は人それぞれでしょう。
大勢の人にちやほやされなくても、
一番大切な人や家族でもいいのかもしれません。
あなたが「ちやほやされる」のはどんな場面ですか?
どうやって生きていけばいいんだろう?
自分の価値ってなんだろう?
そんなふうに悩んだとき、この言葉は、
シンプルに幸せについて教えてくれるような気がします。
最後に彼女はこんな言葉で締めくくっていました。
来年、90歳よ。何か頼まれごとがあると、
「もっと、がんばんなきゃ」って気持ちがわいてくるのよ。
「もっと、がんばんなきゃ」って気持ちがわいてくるのよ。
女ですもの。
90歳になっても、ちやほやされるように、
豊かに生きていきましょう♪