冬、まだ来た風が冷たくて、木の幹も丸裸のとき、
近づいてよく見ると、青くて固い新芽が、
小さな顔を出しているんです。
外の世界は自分にはまだ厳しいけれど
このとき勇気をもって芽吹くことができたら、
春になって青々とした葉を広げることができる。
ここで幹を突き破ることができなかったら、
その新芽は腐ってしまうのです。
近づいてよく見ると、青くて固い新芽が、
小さな顔を出しているんです。
外の世界は自分にはまだ厳しいけれど
このとき勇気をもって芽吹くことができたら、
春になって青々とした葉を広げることができる。
ここで幹を突き破ることができなかったら、
その新芽は腐ってしまうのです。
先日、産業カウンセラーであり、カラーボトルを使った心理カウンセリングを行う、
綺麗塾の池田朝子さんのオフィスを訪問したときのこと。
彼女は会社のOGでもあり、コミュニケーションや仕事について、何度か取材させていただいた方。
カラーボトルで今の私の心の状態を見てもらったとき、
私の選んだボトルのひとつが、この若草色でした。
そしていただいたのがこの言葉。
新しいことを始めるのは誰にとっても簡単なことではありません。
なれないこと、勝手がわからないこと、覚えなくてはならないこと、
今までやってきたことを手放すリスク、たくさんの不安があるでしょう。
けれど、それはだれだって同じ。
ここで勇気をもって一歩踏み出せた人だけが、
新しい世界を見ることができるのです。
幹の皮を突き破ろう。
春に、柔らかな葉を風に揺らし、
夏に、大きな葉でいっぱいの太陽を浴びるために。