ワタクシ、
もともと心理学は、
研究の畑に行きたかった人間で。
大学時代は、
社会心理学、または、
犯罪者心理学を専門にして
行きたかったのです。
一方、
“個”という小宇宙の中に、
こたえを探しに行くような
「臨床心理学」の分野は、
自分には全く関係のない分野だと
思っていて、
興味ゼロでした。
なので、
ましてや、
開業すると言う事など、
全く1%も考えていなかったのです。
なのに。
なぜか、その臨床心理学研究科で
大学院に行く運命になっていて、
気づけば開業して20年…
(੭ ᐕ))?
メサイアコンプレックスもあってか、
昔から、苦労して育って来た人ほど、
カウンセラーをやりたい、
と言う人が多いのを感じていましたが、
ワタクシ、
それをいちども思った事が
ありませんでした。
なので、
臨床心理士の資格にも、
全く興味がなく。
(後に、大学院に入って、
ますます興味を失い落胆
することになりましたが)
もともと大学院に行ったのは、
博士課程に行き、
研究したいことが沢山あったからでした。
しかし。
大学の頃、
「犯罪心理学」への興味は、
すぐに消えることになりました。
…というのも、
大学時代に良くして頂いた先生が、
犯罪心理学会への参加の席を用意してくれて、
その際、いろいろな発表を拝聴ししました。
そこで発表する先生方はもちろんのこと、
錚々たるメンバーの先生たちが、
席に座っていらっしゃいました。
…先生方皆さん、
テレビで観るより、
ルックスが格好良い😍ビックリ✨
…と、そんなことより、
…そこで行われていた研究発表や事例検討は、
とてもここに書けるような内容のことでは無い、
凄まじいというか、
すごい話を淡々と発表されていて。
座って聞いている先生たち、
多くが医師か、
刑事などの方々で。
平常心で見るには
厳しすぎるスライドが、
次々と流れ…
当たり前ですが、
顔色ひとつ変えず、
皆さん凝視されて、
意見交換などをしていて=͟͟͞͞(꒪ỏ꒪)
私は解剖学などをやっていたわけでもなく、
あと少しで呼吸困難でも起こしかねないほど、
パニックっぽくなっていて、
とても自分がいける場所ではないと、
すぐに悟りました。
ダメだこりゃ。
社会心理学に絞ろう!
いつか結婚したら・・・
大学院に入って、
博士課程に行って研究したい!
と思い…。
しかしながら、
いろいろな事情<毒をお持ちの親>を
抱えていたワタクシ…
自宅を出たい願いも強く、
入りたい大学院なども
目星を付けていたのに、
遠い地方で突発的な結婚をしてしまい、
全然無関係な地域に出てしまい…、
何となく、
結婚して生活できる環境を得て、
そこで行き詰まり…。
抑うつと退屈に包まれた生活の中、
先が見えなくなり、
今度はまた別な不安に苛まれてしまい…(lll-ω-)
“何かしたいな…”
と、近所のスーパーで買い物をしていたら、
「大学院1期生募集」
というチラシを見つけ。
“心理学”と書いてあったので、
狂喜乱舞をしていると、
よく見たら、
“臨床心理学”・・・
えーい、
この際、とりあえず臨床でもいいや、
この退屈パターンな生活から
離れるには、
まずここを受けてみよう!
後からまた、
行きたい心理学に戻ればいい。
とりあえず、
受験だ、受験!!
…と、“臨月のお腹”で
ワクワクしていたのです。
(⇒ ヨイ子は真似をしてはイケマセン。
「妊娠」という、
大切な大仕事に集中しませう(lll-ω-))
そうして、
産後2週間目に
出血をおさえながら受けた
大学院受験に合格して。
人生は予想とは全く違う方向へ流れ・・・
知らない土地で、
知らない学生たちと、
知らない学問を研究する組織に
入っていたのです(੭ ᐕ))
…つづく。
New★ HP
心理療法中はトランス状態に😴