今日も一日お疲れさまです
『蓼食う虫も好き好き』という言葉がありますが、人の好みは様々です。
見た目に関しても、
目の大きな人が好き、切れ長が好き、
丸顔が好き、面長が好き、
性格に関しても、
細かなとこに気のつく人がいい、
大らかな人が好き、
などなど、本当に好みは様々
ところで、一般的には、たくさんの人の顔を平均した平均顔は、美しく見えるらしい
どんな顔が好みかは人それぞれですし、好みの顔を美人と思うことも多いかもしれませんが、好みでも好みでなくても、平均顔は美人に見えるらしい。
昔、テレビで多数の顔を合成し平均化した画像を見たのですが、確かに美人。癖のない万人受けしそうな美人でした
以前の職場で、とても綺麗な人なのに、美女と野獣のような相手ばかりをかっこいいという人がいました。
性格で選んだと言うのでもありません。
一般的なイケメンと違うのは分かっているけど、自分はああいう顔が好きなの、と言うことでもありません。
心から相手をイケメンと思っているんです。
周りの友人たちが、その人のことをイケメンと思わないことが不思議で仕方ない、そういった感じ。
好みの顔なんて何でも良いと言えば、そうなのですが…
その友だち(Aさん)、女子校出身でした。
共学出身と比べて、女子校は同年代の男子と関わる数が圧倒的に少ない(ことが多い)…
ということは、共学出身者より、平均の元となる数(N)が少ないので、平均に偏りが出ます。
なので、他の人と美しさの基準にズレが出るのかもしれない
私がその仮説を話してみたら、Aさん、
『なるほど』
と妙に納得している…
訳を聞くと、
Aさんの大学時代の友人(Bさん)はモデルになれそうな美人なのに、いつも変わった人と付き合うのだそう。
そのBさんは帰国子女で、高校まで海外暮らし。
つまり、日本人の男性とほとんど関わらずに生活してきて(女子校より更に平均の元になる数が少ない)、Bさん自身も、日本人ではどういう顔がかっこいいのか分からない、と言っていたんだそうです。
どんな顔を美しいと思うかが、その人が見てきた顔の平均値に近いなら、それまでどんな顔の人を見たかに影響されるということになります。
目が大きい人をたくさん見てきたなら、平均値も目が大きい側に寄ります。
そして、元となる顔の数が少ないと、平均に偏りが出ます。
大抵の人は、同世代で数百人以上の異性を見て、その中には目の大きな人も小さな人も多様に組み込まれてるいので、平均化すると同じような顔を美しいと感じるのではないでしょうか
元になる数(N)が増えれば増えるほど、その中の一人一人の影響は小さくなるので、特徴的な人が混ざっていても、平均顔は大きく変わりません。
そして、平均顔が他と違うと、自分の美しいと思うものに共感してもらえないデメリットはあるものの、自分が美しいと思う人が他の人から見れば普通だったりするので、競争率が低いというメリットもありそう
どっちが良いのか分からないですが、女子校出身者は、顔を気にしない人が多いような気がしてたけど、実は顔の好みで選んでたのかもしれません…
余計なお世話ですけどね。
ま、私の平均顔(美しいと思う顔)が、他の方と同じかどうかは秘密です