去年、友達がお子さんの進学先を近くの私立にするか国立にするかで最後まで迷ってたのに、
受験が終わって蓋を開けてみれば、
少し離れた私立(通学もできるけど、通学時間がもったいないから入寮)に決めてて、
『最後に迷った。学校のリサーチに出遅れたと思う。中学生が親元を離れて大丈夫か心配。』
と、合格したものの浮かない顔をしてたのを思い出しました…
私も受験が終わって1ヶ月くらいは、そんな悶々とした感じで、
本当にこっちに決めて良かったのか、子どもが行きたいのはあっちじゃなかったのか、
と今更悩んでも仕方ないのに悩み、子どもを誘導してしまった気がして、気持ちが落ち込んでました。
進学する学校、あるいは志望する学校に、親の希望が全く反映されず、親が一切の誘導をしないなんて中学受験では難しい気がしてます😓
高校やら大学受験なら、本人主導になってくるんでしょうけど、それでも親の意向が多少なりとも影響すると思うんです💦
①塾代や私立の学費を含めた経済的な問題
②通学時間の制約(いくら通えると本人が強く主張しても片道1時間半以上かかるのは負担が大きいと思う)→通学時間は基本、短ければ短い方が良い
③できれば高偏差値帯の学校に入って、優秀なお子さんと上を目指して競ってほしい。でも合格できるか不安。
お金、距離、偏差値は、家庭の事情、家の立地、本人の能力に影響され、希望したから通えるわけではない💦
そこに
④設備が新しくて整っているところがいい
⑤国際教育・英語教育・理系教育・体験型学習などなど積極的に取り組んでいるところがいい…というか良さそうに見える。学校で全部してくれてワーママとしては、学校だけで一通りのことが完結できるなら、それが有難い✨
でも、どこの学校も同じようにそこを推してくると、かえって違いが見えず、オープンスクールで若干胸焼けぎみ💦
抜群の進学実績の学校だけ、そう言ったことに触れず(敢えて宣伝しなくても学生が集まるんだとは思ったのですが)、流行りに流されない実直さが素晴らしく見えたり。
そんなタイミングで、
英語上達します、
国際交流が盛んです、
ICTに取り組んでいます、
勉強のフォロー手厚いです、
体験学習豊富です、
部活動活発です、
なんて、あれもこれも盛りだくさんに説明する学校があるけど、そんなに全部出来るはずがない、時間は限られてるから、そういう学校はどれも中途半端になりがち
みたいな記事を読んで妙に納得。
いや、本当に、今私立にそういう教育を求めてる人が多いからなんでしょうけど、
どこもかしこも、学校説明会でうちの学校はこんなことに取り組んでます、の内容が同じで、
あ〜今の流行りなんだな、保護者受けが良いんだな😩と。
求められてるものを、すぐに取り入れるのが私立の良いとこではあるけど、
うちはこれやってます、と言うのが、
もはや、『うちは』じゃなくて、『どこも』『うちも』なんですよ😮💨
違いが見えない部分と、
①〜⑤のポイントごとに、これはこっちの学校、あれはあっちの学校が優れてるとなると、
何が良いのか分からなくなってきて。
挙げ句の果てには志望校に合格できたのに、
中学受験をしなかったら、こんなに悩むことも無かったのかも、
と受験を後悔したり、
感情のジェットコースター🎢
受験について整理するために恐る恐る受験本を読んでみたら、
『金の角持つ子どもたち』は、受験による子どもの成長を前向きに捉えてて、背中を押されました。
読んで良かった😘
時間と共に、進学する学校以外のことは気にならなくなり、子どもに聞いても、こっちにして良かったと前向きです。
結局は、通ってみないと分からないことだらけだし、通ってみたら良いことも悪いこともあるはず。でも、そこで与えられるだけじゃなく、自分も努力して良いことを増やすのみですね✨
6年後、またその先に、中高時代が輝いてたと思えたら最高です。