震災から10年

家族と親戚の安否確認で精一杯だった日。
たくさんの方が犠牲になり尊い命が失われてしまった日。


本当はその日、私は地元福島でお仕事のはずでしたが急遽なくなり東京で仕事をしていました。両親に連絡したら車に避難していて親戚との連絡が取れないから代わりに電話して欲しいと。避難所を転々とする親戚。とにかく声が聞けただけでも涙が出るほど嬉しかった事を覚えています。

10年という月日が、人の心をゆっくりと元気にしてくれた事も確かです。でもきっと、まだ心が癒えてない方も…こうして振り返る事で今自分に出来る事をもう一度考えようと思います。

エリザベートガラコンサートの稽古で、休憩中にふと皆んなが楽しそうにしている姿を見て、なんだかほっこり幸せな気持ちになったのですが、これが当たり前とは思ってはいけないなと思いました。

日常にも感謝を。

みんなが前を向いて笑顔で生きていける事を願って。


久しぶりに稽古と家の往復で精一杯の毎日です。1日遅くなりました!

では今日も稽古に行ってきます。