翻弄され放題。 | 『黄金澤』『橘屋』 お酒造り初心者マーク蔵娘の「てやんDays!!!」

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清酒「黄金澤」「橘屋」醸造元の蔵娘ブログです☆
26歳、お酒造りを日々勉強中!!!
「和醸良酒」!美味しいお酒を醸したーーーい♪

こんばんは、川名由倫です( ´ ▽ ` )ノ☆


またまたお久しぶりになってしまいました。。。すみまへん。


はいっ☆

先々週は、「黄金澤•大吟醸」の仕込みでした!

「黄金澤•大吟醸」は、弊社でいちばんお高いお酒Σ(・□・;)!

そして、全国新酒鑑評会で、10年連続で金賞をいただいているお酒☆

というわけで、仕込みも細かくシュミレーションをして、慎重に行われます( ̄^ ̄)ゞ


さて。

『なんで日本酒の仕込みって、こんな嫌がらせみたいに寒い時期なんだよ!こっちは寒がりなんだよぉぉお!ふざけんな!(♯`∧´)』
という疑問や怒りを、人口の87%位の方がお持ちと思われますが。←

日本酒の仕込み温度は、一般的に8度~15度の間なので、自然の環境下では、この季節にせざるをせないのですね(´・_・`)

ちなみに、一昨年に受講した酒類総合研究所の講習では、クーラー設備が整えられていたので、仕込み室は真夏でも涼しかったです!
極楽!涼みに行ってました\(^o^)/←おい


ということで、日本酒造りは寒い環境が必須で、気温はとても重要なのでぇす!

なかでも、吟醸酒の醪は低温でじっくり発酵させ、留(三度ある仕込みのなかの最後)仕込みの品温は6度程度。

気温も、そのくらいかそれ以下が理想です。

「まぁ、うちの大吟醸の仕込みは、そのへんもふまえて1月下旬にしてるんだしぃ♪( ´θ`)ノ」
と、たかをくくって天気予報を見たら。。。

【留仕込みの日の予想最高気温:12度】

………

…………………

FU☆ZA☆KE☆N☆NA☆☆☆

仕込み予定品温より大幅に高いじゃないかえ\(^o^♯)/!!!

もう、そこからてんやわんやですよ。

冷蔵庫の中で蒸米をさますか、仕込み水の何割かを氷に代えるか、気温の低い夜中にお米を蒸して早朝に仕込むか、、、

かなり悩んだ結果、結局は通常どおりの時間帯と方法で仕込みました。

…そしたらね!
いざ当日になってみたらね!

気温、6度くらいまでしか上がんないの!!!笑

まったく!おさわがせだぜ(;´Д`A


夜中の1時半にお米を蒸し始めるお蔵さんもあったそうですよ。

寒さを願う、数少ない職業だと実感しました。。。

三寒四温は、まだ勘弁してくだせぇよ。・゜・(ノД`)・゜・。!



…というわけで、お酒造りレポートでした!

今夜はこのへんで、おやすみなさい☆




早く外で遊びたぁぁぁい*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

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