牛はこの50年で乳量が2倍出るようになったのですが、それを望んだのは、牛ではなく人間です。 | “変わりもん“がいいじゃない!!

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人間も動物やん!って気づき、人と動植物が共に生きる”いきとも®︎”を当たり前にしたい!!と考える、人を元気にする獣医師のかおりんです。そんな思いをYouTubeでも配信中。人を元気にする獣医師かおりん 又は「いきとも」で検索してみて下さいね!

酪農家に生まれて獣医師になって30年。

私が生まれてから

乳牛の乳量は、

2倍出るようになりました。

 

これって、

とてつもなくすごいことなんです!

 

乳牛は

子牛を育てる為に乳を出すので、

子牛が飲む分だけ出れば良いのです。

 

それを、

人間がたくさん出るように改良して行ったのです。

というようなことを

前回のYouTube動画

#60 牛はスーパーアスリート?!

でも話していました。

 

今回は、

そんなことを話していたら

「それって優秀なものしか残さないってこと・・」

という話になって、

ハッとした・・・。

 

そっかぁ〜

私の中の違和感はそこだったんだ‼️

 

2:6:2の法則?!

働きアリの2割は

超優秀でそれらが中心に動く。

6割は、

ちゃんと言われたように働く。

残りの2割は、

働かない!

 

 

面白いことに、

働かない2割を排除して

残りの8割だけで

群を構成すると

働き者だけで構成されるから

みんなが働くのかと思ったら、

やっぱり

2割が働かなくなるそうだ。

 

そんなことを、

進化生物学者の長谷川英祐氏が

「働かないアリに意義がある」

という本で書かれていたのを読んだことがある。

 

一定数の働かないものが出て来るってことは、

自然界でみたら必要ってこと。

 

働くものだけがいるという

生産性だけを考える人間。

 

休息するもの

バランスをとる

意味合いを持つものがいるのだろうなあ・・

 

 

”いきとも”7か条の

その⑤

みんな違ってみんないい❣

ということを大事にしたいなと

娘の成長をみていてもそう思う。

 

私は

娘が大きくなった時に

そのような世の中になっていて欲しいから

”いきとも”を広めて、

”いきとも”をふやしたいです。